「仕事で必要なスキル」調査(20代~40代ビジネスパーソン対象) 

2015年07月01日
メディア・シェイカーズ M1・F1総研®は、全国の20代~40代の働き盛りのビジネスパーソン2,084名を対象に、「仕事に必要なスキル」や「仕事がデキる人が持っていると思うスキル」、「新入社員に身に付けて欲しいスキル」、「これから取得したいスキル」など、様々な仕事で必要なスキルについての意識を調査しました。

【調査TOPICS】

1.働く人が考える 「社会人全般に必要なチカラ」
1位は「対話力」(91.6%)、2位に「優れた状況判断力/取捨選択する力」(90.6%)、3位に「聞く力・ヒアリング力」(89.0%)。

2.「デキるあの人」が持っているスキルって・・・?
デキる人に必須なのは「観察力」(77.7%)、「状況判断力」(76.7%)。マネジメント層は「まとめる力」、「聞く力」、「発想力」も重視。

3.新入社員に身に付けて欲しいスキルとは?!
新入社員成長の秘訣――「対話力」(62.8%)、「向上心」(61.6%)、「謙虚な心」(60.0%)に加えて、「やりきる力」と「バイタリティ」。上司&先輩の視点もポイントに。

4.現在「取得しよう!」と思っているスキル
半数近くが「対話力」(45.2%)の取得意志あり。
全体傾向としては、“観察力”や”分類力”、“コミュニケーション能力“を重要視する姿が浮き彫りに!!

【調査結果】

-ビジネスパーソンが考える 社会人全般に必要なチカラ-
上位は僅差。1位は「対話力」(91.6%)、2位に「優れた状況判断力/取捨選択する力」(90.6%)、3位に「聞く力・ヒアリング力」(89.0%)。

全国のビジネスパーソン2,084人に対して、「社会人のビジネススキルとして、これらのチカラはどのくらい必要だと思いますか。」と、具体的な22個のスキルを提示して聴取した。
「とても必要」、「やや必要」から「どちらとも言えない」を挟んで「あまり必要ない」、「まったく必要ない」までの5段階で聴取したところ、TOP2ボックス(とても必要&やや必要の合計値)の順に上位から「対話力」91.6%)、「優れた状況判断力/取捨選択する力」(90.6%)、「聞く力・ヒアリング力」(89.0%)、「優れた観察力」88.7%)「対応力の速さ」(88.0%)、と僅差で5位までが続いた。

-「仕事ができる人」が持っていると思うスキル-
デキる人に必須なのは「観察力」(77.7%)、「状況判断力」(76.7%)、「対話力」(73.6%)。マネジメント層は「まとめる力」、「聞く力」、「発想力」も重視する傾向。

次に、「仕事ができる人」が持っていると思うスキルについて聴取をしたところ、全体スコアでは上位から「優れた観察力」(77.7%)、「優れた状況判断力/取捨選択する力」(76.7%)、「対話力」(73.6%)となった。また、会社内の立ち位置別で見ると、マネジメント層は特に、「取りまとめ・簡略化する力」(77.6%)、「聞く力」 (76.0%)を重視していることが見てとれる。

-新入社員に身に付けて欲しいスキル-
新入社員成長の秘訣は「対話力」(62.8%)、「向上心」(61.6%)、「謙虚な心」(60.0%)か。ベテラン&マネジメント層は「やりきる力」と「バイタリティ」も重視!

「新入社員に身に付けて欲しいスキル」を聴取したところ、これまでの結果とは大きく異なる傾向が結果に表れた。
1位から、「対話力」(62.8%)、「向上心」(61.6%)、「謙虚な心」(60.0%)、次いで「聞く力・ヒアリング力」、「ストレス耐性」が上位に食い込む結果となっている。
立ち位置別で見ると、ベテラン&マネジメント層は特に「謙虚な心」「業務完遂力・やりきる力」と「行動力・バイタリティ」を重視していることがわかり、特に若手との間に意識差があることが覗える。新入社員成長のカギは、“上司や先輩が求めるスキル”についても意識しながら業務に取り組むことなのかもしれない。

-現在取得しようと思っているスキル-
半数近い人が「対話力」(45.2%)を取得したいと回答。全体傾向としては、“コミュニケーション能力“や”分類力”、“観察力”を重要視!!

最後に、現在「取得しよう」と思っているスキルについて聴取したところ、全体のおよそ半数の人が「対話力」(45.2%)と回答した。次いで、「状況判断力/取捨選択する力」(39.5%)、「取りまとめ・簡略化する力」(37.7%)となっており、30%以上の支持を集めた項目からは“コミュニケーション能力“や”分類力”、“観察力”を重要視しつつ、それらのチカラを伸ばしていきたいというビジネスパーソンの意志が感じられる。


【調査概要】
調査手法:インターネット調査
調査機関:株式会社 電通マクロミルインサイト
調査地域:全国
実施日時:2015年6月19日(金)~2015年6月20日(土)
調査対象:マクロミル会員パネルのうち、下記条件に該当する人(計2,000名)を抽出
①20歳~49歳の男女
②有職者(パート・アルバイト除く)
③マスコミ・メディア業と調査業・広告代理業従事者を排他
④業務内容について、「デスクワーク中心」、「屋内作業(接客・受付等)中心」、もしくは「外回り(営業活動・打合せ)中心」の人

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[M1・F1総研]
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