グリーゼは、「第1回 BtoB企業 マーケティング実態調査」を発表。

【総評】

見込み客との関係性を深めるツールとしての、マーケティング・オートメーションを「導入済み」と「今期中に導入したい」合わせて、17.9%に。
「集客予算を増やしたい分野」1位は、「コンテンツマーケティング」(SEO)。
「購入意志決定の決め手」1位は、「担当者との電話のやりとり」。

BtoB領域では、実に57%もの顧客が「セールス担当者と会う前に購買製品を決めている」という調査結果があります。(出典:CEB, “The Challenger Sale,” 2011)

一方、本調査では、商品・サービスの購入意志の決め手として、「担当者との電話のやりとり」が1位に挙がりました。

ここから浮かび上がるのは、「①インターネットなどを通じてある程度情報収集をし、②購買製品をほぼ絞り込んだ上で、③セールス担当者と電話で話し、④その結果によって購入の意志を固める」というBtoB企業の購買プロセスです。

「会わずに調べたい」購入者と、「電話で話したい」販売者が出会うための手段として、最も注目されているのは、「コンテンツマーケティング」(SEO)でした。

また、「コンテンツマーケティング」(SEO)によって獲得したリードを、「電話をかけられる関係」まで育成するための手段として、マーケティング・オートメーションを「導入済み」と「今期中に導入したい」という企業が、合わせて17.9%にも上りました。

「日本のマーケティング・オートメーション元年」と言われた2014年から、わずか1年足らず。
5分の1近くの企業が導入済みまたは今期中に導入を検討しているというマーケティング・オートメーションに、今後ますますBtoB企業の注目が集まりそうです。

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[グリーゼ]
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