Webマーケティングに関するアンケート調査(BtoB企業のWebマーケティング担当者対象) 

2015年07月01日
ガイアックスは、2015年3月~2015年5月にかけて、全国47都道府県の売上規模20億円以上のBtoB企業のWebマーケティング担当者330名を対象に、Webマーケティングに関するアンケート調査を実施。

このアンケート結果をもとに、日々刻々と変化を遂げるマーケティングトレンドにおいて、BtoB企業のWeb担当者がどのような施策に着目しマーケティング業務に取り組んでいるのか、予算ボリュームや現状の課題など明らかになった実態を報告します。

【調査結果概要(一部抜粋)】

● BtoB企業のSNS活用は69%!最も効果の高いものは「Facebook」

Webマーケティングにおいて、ソーシャルメディア(SNS)を活用していると答えた企業は69%で、そのうち最も効果が高いのは、57.1%が回答した「Facebook」であるという結果が出ました。BtoB企業のWebマーケティングと親和性の高いSNSは「Facebook」と考える企業が最も多いようです。

また、注目すべきは29.7%が「効果があった」と回答した「LINE」。「LINE」はエンドユーザー向けのコミュニティツールと思われがちですが、BtoB企業でも取り組みが始まっていることが分かりました。

● Web活用に前向きなBtoB企業多数。マーケティングオートメーションに注目

昨今注目を集める「マーケティングオートメーション(MA)」。Webサイトで獲得したリード管理やメール配信などの機能を持つツールですが、導入を検討していると回答した担当者は全体の36.9%でした。実際に導入している方も35.7%で、その注目度を裏付ける結果となりました。

また、「データマネジメントプラットフォーム(DMP ※)」への導入の検討度が32.3%、導入済みは30.2%と、マーケティングの推進に前向きな企業が多いことが見受けられます。

※DMPとは、広告配信の対象を選別して広告の費用対効果を最大化することを目的としたツールです。

● Webマーケティングの人材不足・知識不足が浮き彫りに

企業の Web担当者のうち、実に45.3%が人材不足で、効果測定も39.7%が実施できていないと回答しています。したがって、これはリソース面・スキル面での課題が顕在化していると言えるでしょう。

多くの企業が、ソーシャルメディアの活用や新しいツールなど、Webマーケティングのトレンドの変化を追いかける一方で、足元の解析に手を割けていない状態に陥っていることが読み取れます。必要な予算・人員などを含め 、Webにおける明確な戦略を定める必要性が求められます。


【調査概要】
調査名 : 「BtoB企業のWeb担当者によるWebマーケティングの取り組みに関するアンケート調査」
調査方法 : インターネットリサーチ
調査期間 : 2015年3月~2015年5月
調査対象 : 売上規模 20 億円以上の BtoB 企業で Web マーケティング関連業務に従事する方々
調査地域 : 全国47都道府県

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[ガイアックス]
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