リクルートマーケティングパートナーズが運営するリクルートブライダル総研では、夫婦関係の状況について詳細を把握するために、「夫婦関係調査2015」を実施。

【調査結果】

夫婦の満足状況と経年変化
夫婦関係に満足している割合は約7割。2012年と比べ、夫は減少、妻は微増


・20代~60代既婚者において、夫婦関係に満足している割合は69.2%で2012年(71.4%)より2.2ポイント減少。
・夫は全年代で減少。妻は30代、40代 、50代で増加、20代、60代で減少し、妻全体では微増となった。

夫婦の状況において、夫は2012年と比較し、多くの項目で減少し、妻は多くの項目で増加している

・夫婦の状況において、夫が増加したのは2項目(「配偶者と一緒にいると、緊張したり、気が重たくなる」「配偶者との性生活に満足している」)のみで、多くの項目が減少。特に減少したのは、「大切な、かけがえのない絆がある」「配偶者に日常の出来事などを普段からよく話している」「将来の夢や計画について話し合っている」。

・妻は、夫よりも多くの項目が増加し、特に増加したのは、「配偶者との性生活に満足している」「コミュニケーションは十分にとれている」「配偶者に自分の考えや悩みについてもよく話している」。 また、減少した項目もあり、特に減少したのは、「大切な、かけがえのない絆がある」「配偶者はよい父親だ」「配偶者の心配事や悩みを聞いている」。

満足度別夫婦の行動
夫婦関係の満足度が高い夫は「夫婦間の会話」の回数、妻は「一緒に趣味を楽しむ」回数が多い。若年の妻にとっては「夫の育児・家事への参加」がポイントに


・夫婦満足度が高い夫は、非満足の夫に比べて「1時間以上の夫婦2人での会話」または「1時間以上の家族(夫婦)との会話」の回数が、全年代を通じて多い。

・夫婦満足度が高い妻は、非満足の妻に比べて「夫婦2人で、仕事の後や休日に一緒に遊んだり、趣味を楽しむ」または「家族(夫婦)で、仕事の後や休日に一緒に遊んだり、趣味を楽しむ」回数が全年代を通じて多い。加えて、若年層の満足度が高い妻は「夫の育児参加」や「夫の家事参加」の回数が、非満足の妻に比べて多い。

離婚の検討経験

「別居、離婚をしたい」と思ったことがある夫は16.1%に対し、妻は27.0%

・「別居・離婚をしたいと思ったことがある」は既婚者全体で21.7%
・夫・妻別でみると妻の方が離婚を考えたことがある人が多い(夫16.1%/妻27.0%)

結婚前に話し合った内容と結婚に関するセレモニー実施状況
離婚者は結婚前に「結婚に関するセレモニー」について話し合った割合が低く、さらに、実施する割合も低い

・結婚する前に話し合った内容において、「既婚者」と「離婚者」のさが大きい項目(既婚者-離婚者のポイント差)は「新婚旅行について(13.6pt)」「婚約指輪・結婚指輪について(11.0pt)」「子どものことについて(9.9pt)」「結婚式について(9.5pt)」。

・結婚に関するセレモニーにおいて、「既婚者」と「離婚者」の差が大きい上位5項目(既婚者-離婚者のポイント差)は、「新婚旅行(16.2pt)」「プロポーズがあった(14.8pt)」「婚約指輪を購入、またはもらった(14.6pt)」「挙式(13.0pt)」「結納(12.8pt)」


【調査概要】
調査方法: インターネットによるアンケート調査
調査期間: 2015年3月27日(金)~3月31日(火)
調査対象: 全国の「既婚者かつ本人初婚」および「離婚経験のある独身者(結婚経験1回)」 の20代~60代の男女
回収サンプル数:既婚者:2,000件、離婚経験者:938件の合計2,938件
※本調査では、性・年代別に定数にてサンプルを回収し、集計の際に実際の性・年代別未婚者・既婚者およびエリア別の人口構成に合わせるために、サンプルに重みづけをおこなった(ウェイトバック補正)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[リクルートマーケティングパートナーズ]
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