JATA 夏休み旅行動向調査 

2015年06月18日
日本旅行業協会(JATA)は、JATA 会員会社の社員 453 名を対象に、夏休みの人気の方面調査を行い、人気ランキングにまとめました。また、大手ホールセーラー会社 5 社に夏休みの販売動向調査を行い、併せて、夏休みの旅行傾向についてお知らせします。

夏休み旅行人気ランキング トップ10

No. 国・地域 (昨年)
1 ハワイ(2位)
2 台湾(1位)
3 グアム(4位)
4 シンガポール(3位)
5 タイ(13位)
6 ベトナム(6位)
7 アメリカ(本土)(8位)
8 香港(9位)
9 イタリア(5位)
10 オーストラリア(12位)

<海外旅行の傾向>数値は旅行会社 5 社の夏休みの予約状況(人員ベース:対前年同期比の単純平均)

一人旅の人気が高い
シングルチャージ不要のプランを中心に一人旅の人気が高い。

三世代での旅行が人気
祖父母がスポンサーとなる三世代での旅行や、祖父母と孫で行く旅行が増えている。

シルバーウイークにシフト
お盆休みのある 8 月よりも、今年は日並びが良いシルバーウイークのある 9 月に海外旅行がシフトしている傾向があり、シルバーウイークを中心に 9 月もすでに予約が取れない出発日も出てきている。
(7 月 92.3%/8 月 84.1%/9 月 131.5%)

航空座席の確保が困難に
訪日旅行者の増加に伴い、海外旅行での航空座席の確保が困難になっている状況。

夏休み旅行人気ランキング トップ5

No. 国・地域 (昨年)
1 北海道(1位)
2 沖縄(2位)
3 東京(含む TDL)(4位)
4 大阪(3位)
5 北陸(13位)

<国内旅行の傾向>数値は旅行会社 5 社の夏休みの予約状況(人員ベース:対前年同期比の単純平均)

全般的に好調
海外旅行よりも国内旅行が全方面で好調。(7 月 102.8%/8 月 103.3%/9 月 152.5%)

北陸新幹線効果
北陸新幹線の開業効果で、北陸だけではなく、軽井沢など信州方面も人気上昇。

花火大会や東北夏祭りは堅調
大曲の花火大会、ハウステンボスの花火大会や東北の夏祭りなどの人気は例年通り堅調。

世界遺産効果
世界遺産の暫定リストに入った「明治日本の産業革命遺産」である軍艦島のツアーなど、世界遺産に関係するツアーの人気が高まっている。

関西方面が好調
USJをはじめ、高野山開山 1200 年や修理が完了した姫路城などの話題が多く、関西方面が好調。
(京阪神 7 月 119.7%/8 月 111.0%/9 月 134.1%)

※ランキングは JATA 会員会社 381 社の 453 名の営業、企画、カウンター等担当者にアンケート調査し、ランキングとしてまとめたものです。
※海外の募集型企画旅行を実施している旅行会社 5 社のパッケージツアー申込予約の状況について前年同期比数値(6 月上旬調べ)を基にその動向を示す傾向値としてとりまとめたものです。(人員ベース:前年同時期比%)
〇調査対象旅行会社(旅行 5 社 順不同)
(株)ジェイティービー、近畿日本ツーリスト個人旅行(株)、(株)日本旅行、(株)阪急交通社、ANAセールス(株)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
リンク先リサーチPDF
[日本旅行業協会]
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