組織・人事コンサルティング会社、マーサーは、「2014年世界生計費調査」の結果を発表した。

・海外駐在員にとって最も物価が高い都市はルアンダ(アンゴラ)、最も低い都市はカラチ(パキスタン)

・対米ドル価値の変動に伴い多くの都市の順位が変動

・アフリカ、ヨーロッパ、アジアの都市がランキング上位を占める

・アジアで最も物価が高い都市は3位の香港に4位のシンガポールが続く

・東京が昨年の3位から7位に、大阪が12位から23位にランクダウン


調査の結果、アフリカの2都市が海外駐在員にとって最も物価が高い都市ランキングのトップとなった。概して他の都市と比べて豊かな都市とは言えない、アンゴラのルアンダが2年連続世界で最も物価が高い都市となり、その後にチャドのンジャメナが続くという結果となった。また、ヨーロッパとアジアの都市が引き続きランキング上位を占め、3位に香港、その後にシンガポールが続いている。チューリッヒは順位を3つ上げて5位、その後に6位のジュネーブが続く。東京は順位を4つ下げて7位となった。

マーサーの世界生計費調査は、世界で最も包括的な生計費調査の一つであり、多国籍企業や政府機関が海外駐在員の報酬・手当を設定する際に利用されている。今回発表のランキングは、ニューヨークをベースとし、ニューヨークを100とした場合の、各都市の指数を比較している。基軸通貨は、米ドルとしている。
この調査は、5大陸211都市において、住居費、交通費、食料、衣料、家庭用品、娯楽費用などを含む200品目以上の価格を調査し、それぞれを比較している。

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[マーサー]
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