2016年度 日経就職ナビ 就職活動モニター調査結果(2015年6月発行) 

2015年06月16日
ディスコは、2016年3月卒業予定の全国の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)を対象に、6月の就職活動状況に関する調査を行いました。(調査時期:2015年6月1日~5日、回答数:1,460人)。

【調査結果】

1.6月1日時点の内定率は35.1%。選考解禁前でありながら高い水準に
6月時点での学生モニターの内定率は35.1%と3割を超えました。前回調査(今年5月)の17.9%から17ポイント以上増加しています。昨年までの選考解禁時期である4月は2割ほどの内定率だったため、選考解禁前のこの時期に3割超というのはかなり高い水準と言えそうです。

2.エントリー社数は先月からわずか4社増の54.7社、一方のES提出や選考試験受験数は大幅増
6月1日時点での、一人あたりのエントリー社数の平均は54.7社で、先月(今年5月)時点の50.8社からわずか4社の増加にとどまりました。就職活動の入り口で志望企業群を絞り込んでいるようです。
一方で、企業セミナーの参加社数やエントリーシート提出、選考試験受験数などは、この1カ月で大きく伸びました。いずれも前年3月を上回り、早いペースで進めていることが分かります。

3.内定保持学生、これからの就職活動は「内定企業よりも大きい企業が中心」67.2%
内定者のうち、内定を持ちながら就職活動を続けている割合は73.8%でした。内定保持者に、これから就職活動するうえで中心とする企業について尋ねたところ、「内定企業よりも大きい企業が中心」と答えたのは、4月調査では57.0%、5月調査では63.2%、6月調査では67.2%と時期を追うごとに割合が増え、学生の意識がますます大手企業に向いていることがうかがえます。

4. インターンシップに関して後悔していること
インターンシップに関して後悔していることがある学生(全体の30.8%)にその具体的な内容を尋ねました。
内定有、なしに関わらず、最も多かったのは、「もっと多くのインターンシップに参加しておけばよかった」でした。内定なしグループの方が全体的に多くの項目を選択しており、インターンシップに参加しておけば就職活動がもっとスムーズに進んだかもしれない、という気持ちが垣間見えます。

5. 内定学生のうち12.9%の学生が企業からの「オワハラ行為」経験
内定学生に過剰に就職活動を追えるように働きかける「オワハラ(就活終われハラスメント)」について、内定を得た学生にオワハラ行為の経験有無を尋ねたところ、12.9%が「オワハラ行為を受けたことがある」と回答しました。内容としては「内定承諾書(誓約書)の提出を求められた」(65.2%)、「就職活動を終えることが内定の条件だった」(56.1%)の数値が高く、幅広く行われていることが想像できます。

6.就活序盤の川柳、スケジュール変更への戸惑いや、学生優位の売り手市場の余裕などの句多く
就職活動で感じたことを思いつくまま川柳に詠んでもらいました。スケジュール変更に戸惑う気持ちや、学生優位の売り手市場ならではの余裕などを詠んだ句が目立ちます。

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