2020年 東京オリンピックに関する在日・訪日外国人調査 

2015年06月15日
クロス・マーケティングは、一都三県に在住する20~60歳の在日外国人と、中国・タイ・フィリピン・ベトナムから日本に来ていた訪日外国人を対象に、「2020年 東京オリンピックに関する在日・訪日外国人調査」を実施。

【調査背景・目的】

2020年の東京オリンピック開催まであと5年。開催に向けて新しく施設を建設するなど準備が行われておりますが、東京でのオリンピック開催に対して、海外の人々はどのように考えているのでしょうか。
そこで今回は、在日外国人217名・訪日外国人100名の方々を対象に、オリンピック・パラリンピックへの興味や、選手・競技種目についての意識、期待すること、不安点などを調査し、その実態について明らかにしました。

【調査結果(一部抜粋)】

・「東京オリンピックに期待すること」では、〈在日〉では【日本独自の開会式、閉会式、聖火リレーをみたい】が47.5%、【各国の文化に触れたい】が41.9%、【レベルの高い競技が観たい】が35.9%と、オリンピックの競技・内容そのものに関することが中心になっている。 対して〈訪日〉では、【各国の文化に触れたい】が62.0%と非常に高く、次に高い【日本独自の開会式、閉会式、聖火リレーをみたい】の22.0%より3倍弱の差がみられた

・「東京オリンピックを観に行く場合の不安点」としては、〈在日〉では、【オリンピックのチケットが購入できない】が58.1%、【お金がかかる】39.2%が全体的に高くなっている。〈訪日〉では、【日本語が不十分】が31.0%、【オリンピックのチケットが購入できない】が27.0%となり、更に、【東京の物価が高い】が21.0%、【交通手段の使い方・乗り方が分からない】が14.0%と、現地での過ごし方に不安点がある様子

・オリンピック・スポーツイベントについて、【母国の選手】【日本人選手】【国籍に関係なく気に入った選手】【オリンピック開催国の選手】それぞれについてのひいき意識としては、【母国の選手】のひいき意識では〈在日〉が86.2%、〈訪日〉が87.0%と、大きな差はない。 【日本人選手】のひいき意識も、やや〈在日〉で高いが、大きな差は見られない



【調査概要】

在日外国人
調査手法:インターネットリサーチ
調査地域:一都三県在住
調査対象:20~60歳の男女  英語・または中国語で回答ができる、英語圏・中国語圏が国籍の方
調査期間:2015年4月27日(月)~5月20日(水)
有効回答数:217サンプル(英語圏:136/中国語圏:81)

訪日外国人
調査手法:来日中の方に対する、iPadによる自記式アンケート
調査地域:―
調査対象:中国・タイ・フィリピン・ベトナムから日本に来ていた旅行者
調査期間:2015年4月27日(月)~5月20日(水)
有効回答数:100サンプル(中国・タイ・フィリピン・ベトナムで各25)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[クロス・マーケティング]
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