金銭管理実態調査(20~40代女性対象) 

2015年06月10日
小学館女性インサイト研究所は、小学館女性誌の読者、20~40代の女性300名に実施した「金銭管理実態調査」について、さらに分析を重ねました。

【調査結果概要】

●500万円以上を7年未満で貯める、マネー美人はやりくり女子力にも自信あり
・20~30代が自己採点する、女性としての金銭管理能力=“やりくり女子力” は、意外に平均49.4点と低い。
・一方で、“マネー美人”のやりくり女子力は61.0点と高い結果に

調査の対象者に、自分の女性としての金銭管理能力=“やりくり女子力”を自己採点してもらったところ、平均は49.4点と、50点を下回っていました。やりくり女子力の自己評価は低いようです。ただ、平均以上(500万円以上)を、平均未満(7年)の年数で貯蓄できた“マネー美人” の自己評価は、61点と高くなっています。

●やりくり女子力向上のカギは、「スマートな支出の管理」にあり!
“やりくり女子力”の高い女性になるためにしたいことを聞いたところ、「支出も記録しているなど、楽しみながら金銭管理をしている」(53.7%)、「カードは何枚も持たず少数精鋭にする」(29. 7%)、「買い物の内容ごとに、最適な決済方法を選ぶ」(27.7%)、「スマホなどでスマートに金銭管理をする」(24.3%)などがあげられました。

●マネー美人にみる やりくり女子力を上げる3つのポイント
やりくり女子力の高い“マネー美人”(500万円以上を7年未満で貯める女性)の消費行動や金銭管理についての調査を実施したところ、以下の3点の特徴がみられました。

①マネー美人はメリハリ消費
マネー美人の消費行動は “メリハリ消費型”で、「支出はメリハリをつけ、優先順位の低いものは減らす」(81.4%) ことを心がけています。

②大切なのは予算ではなく記録
金銭管理において、予算を漠然と決めるよりも、「支出」と「残高」をしっかり把握することがマネー美人の特徴として挙げられました。また、ただやみくもにガマンするのではなく、ポジティブな金銭管理を行っているのも特徴です。

③金銭管理の味方はデジタルツール
マネー美人は「家計簿などの手書き」よりも、「PCを利用して管理している」「スマホを利用して管理している」など、デジタルでの金銭管理の実施率が高いことがわかりました。


【調査概要】
調査元:小学館女性インサイト研究所
調査対象者:小学館刊行の雑誌「CanCam]「AneCan」「Oggi」「Domani」「美的」「SAKURA」の20代以上の読者(メルマガ会員)300人の調査結果/調査期間 2015年2月6日~2月20日

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[小学館女性インサイト研究所]
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