労働者派遣法改正案に関する調査 

2015年06月04日
ディップは、人材派遣の求人情報サイト「はたらこねっと」において、「はたらこねっとユーザーアンケート–労働者派遣法改正案について-」を実施。

【調査結果】

■働く期間を 1 人3年と限定する法案には 43%が「反対」、継続雇用につながる法案には 73%が「賛成」と回答。
「各派遣法改正案に対しての賛否」に関する質問に対し、最も反対意見が多かったのは「派遣期間の上限が『1 業務で 3 年』から『1人で3年』となること」(43%)という結果となりました。現在3年以上継続して働く事が出来る層(28 業務<旧 26 業務>で就業している方)を中心に「年齢が上がるごとに次の契約が難しくなる」など不安の声が寄せられました。なお、「雇用期間が終了するスタッフを派遣先に直接雇用依頼、派遣会社での無期雇用、新規派遣先の紹介いずれかの実施を義務化すること」については 73%が「賛成」と回答しました。

■28%が「派遣としての働き方が固定化される」ことを懸念。
「派遣法改正案を受けて今後の働き方はどう変わると思うか」という質問に対し、28%が「派遣としての働き方が固定化される」、26%が「これまでより長く働くことができなくなる」と回答しました。また、「正規雇用されやすくなる」という回答は 21%に留まりました。

■今後の派遣社員としての働き方に望むのは「年齢に関係なく仕事が紹介されること」。
「派遣法改正で希望すること」に関する質問に対し、59%が「年齢に関係なく仕事が紹介されること」と回答しました。


【調査概要】
調査対象:はたらこねっとユーザー
実施時期:2015年3月2日~2015年4月6日
調査手法:インターネット調査
有効回答数:814名

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