浴室の掃除と防カビについてアンケート調査 

2015年06月04日
インターワイヤードは、自社のネットリサーチサービス『DIMSDRIVE』を利用し、「浴室掃除と防カビ」に関するアンケート調査を実施。
調査は2015年4月17日~5月1日にかけて実施し、DIMSDRIVEモニターの5,506人から回答を得ています。

【調査サマリー】

● 浴室掃除「ほとんど毎日」 女性の約4割
● 4割の男性が「いつも自分が掃除」
● 使用洗剤銘柄TOP3 「おふろのルック」「カビキラー」「バスマジックリン」
● カビが生える場所イメージ、男女に違い!女性は「ゴムパッキン」
● 浴室のカビ「一年中ずっと」気になる・・・54.4%
● 2人に1人が「カビ予防対策をしている」
● カビ予防対策といえば・・・「換気」87.8%
● 根絶が難しい「カビ」との戦い・・・様々な失敗談が!

【調査結果】

 浴室掃除「ほとんど毎日」 女性の約4割

■ご家庭での浴室掃除頻度
全員にご家庭での”浴室掃除の頻度”を尋ねた。
「ほとんど毎日」33.9%、「週に3~4日」17.9%、「週に2日」12.2%、「週に1日」15.2%であった。『週1日以上』は79.2%と、約8割の方が週に1日以上、浴室掃除をしていることがわかる。

<性年代別>
『週1日以上』と回答した人の割合を見ると、男女ともに年代が高いほど値が高くなる傾向にあった。【男性】より【女性】が、年代が【若い】方より【高い】方の方が、よくお風呂掃除をしていることがわかる。

<同居人数別>
同居人数別の『週1日以上』と回答したでは、【一人暮らし】52.4%であったのに対し、【5人以上】87.5%であった。また、【5人以上】では、「ほとんど毎日」が57.0%と半数を超える。同居人数が多いほど、浴室掃除の頻度が高いことがわかる。

 4割の男性が「いつも自分が掃除」

■浴室掃除 当番有無
ご家庭での浴室掃除について尋ねた。
「いつも自分が掃除をする」51.7%が最も多く、次いで、「自分以外で、いつも決まった人が掃除をする」28.9%、「(複数人で)当番制になっている」6.9%と続いた。

<男女別>
男女別「いつも自分」という方は、【男性】41.5%に対し、【女性】は66.7%と、【女性】の方が25.2ptも値が高い。「自分以外のいつも決まった人」については、【女性】の方が20.9pt低かった。

■ご家庭での浴室掃除をする方
浴室掃除を”誰が”するか尋ねた。「あなたご自身」が断トツで66.0%であった。次いで、「配偶者(夫・妻)」31.4%、「親(義理の親含む)」10.8%と続いた。

<男女別>
男女別の「あなたご自身」という方は、【男性】56.1%に対し、【女性】は80.6%と、【女性】の方が24.4ptも値が高い。「配偶者」については、【女性】14.9%、【男性】42.7%と、27.8ptの差がある。
浴室掃除の頻度・浴室掃除の仕方を鑑みても、【男性】よりも【女性】が浴室掃除を、より担当していることがわかるが、男性の4割が「いつも自分が掃除」と回答していることを考えると、男性の半分以上は風呂掃除はしているようだ。

 使用洗剤銘柄TOP3 「おふろのルック」「カビキラー」「バスマジックリン」

■お風呂掃除(カビ掃除)の際に使用する洗剤銘柄
お風呂掃除(カビ掃除)の際に使用する”洗剤の銘柄”は、「お風呂のルック」が36.6%と最も多く、「カビキラー」34.2%、「バスマジックリン」31.7%となり、ここまでが3割を超えた。次いで、「強力カビハイター」9.8%、「ルックおふろの防カビくん煙剤」5.8%と続いた。TOP3までが均衡しており、それ以下については値がガクッと下がる。浴室掃除洗剤の主要銘柄は「おふろのルック」「カビキラー」「バスマジックリン」と言えるだろう。

<性年代別:TOP3の銘柄について>
TOP3の使用銘柄について性年代別にみた。
『おふろのルック』については、【男性】は高い年代よりも若い年代の人に使用されている。【女性】は40代が最も使用率が高く、50代以降は年代が上がるごとに使用率が低くなる。『カビキラー』については、男女ともに年代が上がるごとに使用率が高くなる傾向にあった。(男性20代以下・女性70代以上を除く)『バスマジックリン』については、カビキラーほどではないが、男女ともに年代が上がるほど、使用率が高くなる傾向にあった。銘柄ごとに、性年代の傾向が異なる結果となった。

 カビが生える場所イメージ、男女に違い!女性は「ゴムパッキン」

■浴室内でカビが生える場所・もの
浴室内で”カビが生える場所・もの”について、「目地」48.1%が最も多く、「ゴムパッキン」46.5%と続き、ここまでが4割を超えた。次いで、「壁」33.4%、「天井」29.7%、「タイル」29.0%、「ドア」25.9%、「床」21.8%と続いた。「カビが生えたことはない」という人は、13.3%と1割強いた。

<男女別>
【男性】は、「目地」47.6%が最も高く、次いで「ゴムパッキン」「壁」と続いたが、【女性】は、「ゴムパッキン」の値が最も高く60.4%と6割を超え、「目地」「壁」と続いた。全ての項目で男性の値を女性が上回り、男女のTOP3は同じであったが、順位・ptに大きな差があった。特に、【女性】は、浴室のカビといえば「ゴムパッキン」と感じていることがわかる結果となった。

 浴室のカビ「一年中ずっと」気になる・・・54.4%

■浴室内でカビが気になるシーズン
浴室内でカビが気になる”シーズン”は、「一年中ずっと」が圧倒的に多く54.4%と5割を超え、次いで「梅雨」28.5%と続いた。「カビが気になるシーズンはない」人は、12.7%であった。
男女別では、上位3項目は同様だが、「一年中ずっと」気にしている人は、【男性】47.2%に対し、【女性】は65.2%と2割近くの差があった。

<性年代別:上位2項目について>
上位2項目について性年代別に見た。
『一年中ずっと』については、男女ともに40代が最も値が高く、50代から値が低くなり、70代以上が最も低い。すべての年代で男性より女性の値が高かったが、年代の傾向は男性・女性ともに中年代が高く、山なり傾向であった。『梅雨』については、男女ともに年代が上がるごとに値が高くなる傾向にあった。

 2人に1人が「カビ予防対策をしている」

■浴室のカビ予防対策の有無
浴室の”カビ予防対策の有無”については、「はい(対策をしている)」50.6%、「いいえ(対策していない)」49.4%と、2人に1人がカビ予防対策をしている。

<性年代別:カビ予防対策をしている人>
カビ予防対策をしている人の値を見た。
男女別では、【男性】46.6%に対し、【女性】は56.6%と10pt値が高かった。性年代別では、男女ともに年代があがる程、値が高くなる傾向にあった。また、20代以下を除くすべての年代で女性の値が上回った。浴室掃除の頻度と同様に、【男性】より【女性】が、年代が【若い】方より【高い】方の方が、カビ予防対策をしていることがわかる。

 カビ予防対策といえば・・・「換気」87.8%

■浴室のカビ予防の対策内容
カビ予防対策をしている方に浴室の”対策内容”を尋ねた。「換気する」が断トツで87.8%であった。次いで、「こまめに掃除をする」42.6%、「防カビ剤を使う」22.0%、「浴室の壁や床に冷水をかける」16.5%と続いた。男女別では、ほぼ全ての項目で男性の値を女性が上回った。

 根絶が難しいカビとの戦い・・・様々な失敗談が!

<裏ワザ・おすすめのカビ予防対策>
”裏ワザ・オススメ”のカビ予防対策について、自由回答で尋ねた。特に【スプレーする】という回答が非常に多く、「わさび・お酢」などの食品から、「重層」や「キッチンハイター・次亜塩素酸」などの洗剤系まで様々であった。また、食品を使った「レモンの搾りかすでこする」という回答も。
洗剤に頼らず【○○を使用する】という回答も多く、「マイナスイオン発生器」や「銀イオンシール」「銀の洗面器」「納豆菌の防カビグッズ」などが挙げられた。【換気】に関する回答としては、換気扇にプラスで「扇風機」「除湿機」「ストーブ」を使用するという意見も。また、「外気の方がカビ菌が多いので換気や窓を掛けない」という回答もあり、人により、様々な対策がされていた。

<失敗したエピソード>
カビ予防対策での”失敗話”について、自由回答で尋ねた。
「カビ漂白剤をまきすぎて洗い流すときにニオイがきつくて大変だった」など、【ニオイ】についての回答が非常に多かった。また、「カビ取り液が衣服にかかって白く色がぬけてしまったこと」など、【衣服】についての失敗談も多かった。こすりすぎや洗剤により、パッキンなどの「破損」や壁の塗料や防水加工が「剥げてしまった」り、カビを「ひろげた」・「つきやすくなった」などと、本末転倒な結果も。根絶することが難しいカビとの戦いについて、数多くの失敗談が挙げられた。


【調査概要】
調査方法 : インターネットを利用した市場調査
調査期間 : 2015年4月17日~5月1日
有効回答数 :DIMSDRIVEモニター 5,506人

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[インターワイヤード]
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