2016年卒ブンナビ学生アンケート(2015年5月上旬実施)調査 

2015年05月25日
文化放送キャリアパートナーズは、2016年卒業予定の学生を対象とした「2016年卒ブンナビ学生アンケート(2015年5月上旬実施)」の調査結果を発表。本調査は就職活動期間に毎月定期的に実施し、就職活動状況、職業観、学生生活などを調査しています。

【トピックス】

■内々定保有率22.2%、文系21.0%、理系26.0%
内々定保有率は4月下旬調査の12.0%から22.2%と半月で10.2ポイント上昇。
指針で選考解禁は8月となったはずだが、実際の活動はどんどん進んでいる(2015年卒は選考解禁の4月上旬時点で内々定率25%)。

選考試験参加社数の平均は、5.6社。2015年卒の内定率が20%を超えた時点での社数は12.8社だったことと比較すると、少ない受験数で内々定を受けているといえる。

「4/16~4/30の間、選考試験に参加した企業は?」の質問には、
・第一志望企業が含まれている 15.7%
・第一志望群の企業が含まれている 36.9%
・第一志望群以外の企業 30.8%
と、本命企業はこれからと考えている学生が多いのは前回と変わらず。

定点調査で大きく目立つのは、プレエントリー社数の大幅な減少。平均47.5社となっているが、2015卒は5月上旬時点で76.6社あった。

■過熱化する就活。半数近くが授業の出席に影響
選考を進める企業、指針を守る企業、昨年に比べ企業の動きは多様化している。どちらの企業も受けようとする学生は、結果として就職活動により時間を取られることになっている。また、長期化することにもなりそうだ。

Q.4/16~4/30の間、就職活動が理由で、授業に出席できなかった日が何日程度ありましたか?(択一)
・なかった 47.8%
・1日 16.3%
・2日 12.9%
・3日 8.6%
・4日 3.7%
・5日以上 10.8%

半数以上の学生が、就活で授業に出席できなかった日があると回答。
また、「4/16~4/30の間、就職活動があなたの生活に占める割合は何パーセント程度でしたか」の質問には80%程度と回答した学生が23.5%と最多。平均では68%。3月下旬の調査から4回連続で65%以上で推移している。

また、エントリーや説明会でプレゼント(?)を配る企業も増えているようで、就活の過熱化が感じられる。


【調査概要】
調査対象:2016年春就職希望の「ブンナビ!」会員大学生・大学院生
調査期間:2015/5/1~5/12
調査方法:Webアンケート
有効回答数:490件

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