「一緒に仕事したい人のタイプ」や「世代による仕事観の違い」についての調査(若手社員と40代~50代のベテラン社員・管理職者対象) 

2015年05月19日
サーブコープジャパンは、20代~30代の若手社員と40代~50代のベテラン社員・管理職者400人に「一緒に仕事したい人のタイプ」や「世代による仕事観の違い」についてのアンケート調査を実施。

【調査トピックス】

(1) 「よく話す人」「いつも議論する人」の支持率が6割を超え、自分の意見を持って議論できる人が求められている

(2) 若い世代ほど、「上司とのランチ」「上司とお酒を飲むこと」など上司とのコミュニケーションを大切にする傾向にある

(3) 「仕事観が合わない人」とうまくいっていない割合は20~30代で2割以上、40~50代で3割以上を占める

(4) 仕事観が合わない人との接し方、20代~30代は「相手に合わせる」、40代~50代は「相手に合わせてもらう」


【調査結果】

(1) 「よく話す人」「いつも議論する人」の支持率が6割を超え、自分の意見を持って議論できる人が求められている

今回のアンケートによると、一緒に働きたいタイプは「静かな人」より、「よく話す人」の支持率が高く、60.3%となりました。黙々と働くより、コミュニケーションを取りながら楽しく働きたいと考えているようです。また、「いつも同意する人」より「いつも議論する人」を支持する人が66.0%、YESマンよりも自分の意見を持って議論できる人が求められているようです。

一方、業務面においては、「仕事が早いけど雑な人」より「仕事が遅いけど丁寧な人」の支持率が71.3%、「物覚えは早いが、すぐに忘れてしまう人」より「物覚えは遅いが、ずっと覚えている人」の支持率が74.5%となっていました。スピードよりも、質と内容を重視しているようです。
さらに、「人間性や精神論を優先する人」より「効率や合理性を優先する人」の支持率が62.0%、となっている一方、「プロセス重視な人」より「結果重視な人」の支持率は57.3%に。仕事を円滑に進めるためには、感情論より合理性を重視してほしいけれど、結果だけでなくプロセスもきちんと評価してほしいと考えていることが見えてきます。

(2) 若い世代ほど、「上司とのランチ」「上司とお酒を飲むこと」など上司とのコミュニケーションを大切にする傾向にある

「いまどきの若者は…」などと何かとお付き合いが悪いように言われてしまう若手社員ですが、上司とコミュニケーションにおける世代別の価値観をみると、「上司とのランチ」「上司とお酒を飲むこと」について、20代が最も重視している結果となりました。「上司とのお付き合い」に関しては、世代が上がるにつれ、「大切だと思わない」との回答が増えています。職場での経験を積むにつれ、自分自身の仕事や職場への理解度が上がり、上司との付き合い方を心得ていくのかもしれません。

(3) 「仕事観が合わない人」とうまくいっていない割合は20~30代で2割以上、40~50代で3割以上を占める

全体的には、「うまくいっている」との回答が過半数を占めていますが、20~30代で2割以上、40~50代で3割以上が「うまくいっていない」という結果になりました。具体的にどのようにうまくいっていないのか、以下のような意見があります。

<「仕事観が合わない」と感じている人へ言いたいこと>
~上司・ベテラン社員への意見~
・「気分で態度を変えるのはやめてほしい」(46歳・女性/東京都)
・「もっと部下のことを考えて、上と戦ってほしい」(31歳・男性/長崎県)

~同僚への意見~
・「こうあるべきという自分の理想像は自分の中だけにしてほしい」(29歳・女性/京都府)
・「仕事の時に私情をはさまないでほしい」(30歳・男性/東京都)

~部下・後輩への意見~
・「もう少し口のきき方や、態度、対応についてよく考えて行動してほしい」(44歳・男性/神奈川県)
・「もっと柔軟な考えをしてほしい」(29歳・女性/東京都)
・「主体性を持ってほしい」(28歳・男性/京都府)

上司に対しては「全体を見ること」「感情的に判断をしないこと」、さらには「自分の利益より、チームの利益を考えること」を求める回答など、指導者としての役割を求める人も少なくありません。立場の近い同僚に対しては、「仕事に対する効率」を求めるとともに、「価値観を押し付けられたくない」という意見もありました。さらに部下や後輩に対しては、自主性や積極性、マナーなど、「社会人としての仕事に対する姿勢」そのものを疑問視する声があがっています。

(4) 仕事観が合わない人との接し方、20代~30代は「相手に合わせる」、40代~50代は「相手に合わせてもらう」

仕事観が合わない人と「うまくいっていると思う」「どちらかというと、うまくいっていると思う」と回答した人が、仕事観の合わない人に対してどのような対応をしているのか世代別で見てみたところ、「20代~30代」の若手社員は、「なるべく相手に合わせる(自分が変わる)」との回答が最も多く、34.0%を占めました。一方、「40代~50代」のベテラン社員は、「自分の仕事観を理解してもらうように努力する(相手に合わせてもらう)」が最も多く、36.2%となっています。

ベテラン社員や管理職者は、部下や年下の世代を指導し、マネジメントしていく立場となることが多いため、仕事の全体像や目的を理解してもらう努力をしているようです。若手に比べ、経験値も高く、発言力そのものも強いうえ、相手を説得するスキルもあると言えます。逆に、若手社員については、ベテランの意見を聞いて素直に納得するケースもあれば、単純に「合わせるほうがラク」と考えるケースもあるようです。また、ベテラン、若手ともに「極力近づかない」と20%以上が回答していることから、「君子危うきに近寄らず」としているのかもしれません。


【調査概要】
調査タイトル:仕事に関するアンケート
調査期間:2015年4月16日~2015年4月22日
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:従業員数50人以上の会社で正社員として働いている20~59歳の男女400人(20代、30代、40代、50代それぞれ100人ずつ)

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