家庭における梅雨時期の湿気・カビに関する意識調査(子どもを持つ既婚女性対象) 

2015年05月13日
エステーは、子どもを持つ既婚女性を対象に、家庭における梅雨時期の湿気・カビに関する意識調査を実施。 湿気が悩ましい梅雨のシーズン、不快に感じている場所や原因を探り、解決のヒントを見つけるのが目的です。

【調査のポイント】

●梅雨の不快の原因は「部屋干しの衣類」がトップ
「梅雨に家の中で不快になるときはどんな時ですか?」という質問に対し、「部屋干しの衣類がかわかない時」「部屋干しの衣類がにおう時」が上位1、2位に(次ページ・グラフ1)。洗濯物が乾かずに雑菌が繁殖して、嫌なにおいを出したり、洗濯槽のカビや雑菌が衣類に付着してにおいの原因になっている可能性が考えられます。

●見えないからこそ気になる? 「洗濯槽のカビ」
「カビが気になる場所」の質問では、「お風呂」に次いで「洗濯機」が2位に入りました。洗濯槽のカビは普段目で確認できないだけに、不安に感じている人が多いようです。3~5位は、「洗面所」「キッチン」「流しの下」が順にランクインし、上位5位がすべて水回りとなりました。

●「においが気になる場所」は玄関まわりが上位に
「においが気になる場所」のトップは、「カビが気になる場所」と同様にお風呂となったものの、2位には下駄箱、同率3位で玄関と靴が並び、玄関まわりが上位にそろいました。日常的に洗えない靴は、雑菌が繁殖して、においが発生しやすいため、普段からにおいケアが必須です。    

【調査結果】

◆梅雨の不快な気持ち、理由は「部屋干し」が多数
梅雨の時期は、ジメジメする湿気でただでさえ鬱陶しく感じますが、家の中で最も不快な時はどんな時でしょうか。
「梅雨の時期に家の中で不快な気持ちになるのはどんな時ですか?」(複数回答)の質問に、「部屋干しした衣類がかわかない時」と答えた人が52.8%でトップ、「部屋干しの衣類がにおう時」が45.6%で続きました。雨が続く時期の洗濯は、主婦の切実な悩みのようです。
 洗濯物は早く乾かさなければ、悪臭の原因である菌が繁殖します。また、洗濯機についたカビや菌が洗濯物に移りにおいの元になることも。梅雨時には、効率的な洗濯に加えて、洗濯槽のクリーニングが必須です。

◆見えないからこそ気になる? 洗濯機のカビ
梅雨の時期に最も悩まされるのが、あらゆる場所で発生する「カビ」です。場所別に、「梅雨の時期にカビが気になるか?」について5段階で聞きました(「気になる」「やや気になる」「どちらとも言えない」「あまり気にならない」「まったく気にならない」)。
その結果、「お風呂」が82.5%で最も多く、次いで「洗濯機」(60.8%)、「洗面所」(59.2%)、「キッチン」(54.2%)「流しの下」(47.5%)と、水まわりが上位を占めました。
一方、カビが実際に生えた経験について聞いたところ、「お風呂」では75.3%がカビが生えた経験があると答えましたが、2位の「洗濯機」では17.8%にとどまり、3位以下の「洗面所」、「キッチン」、「流しの下」においても決して多くありませんでした。
実際にカビを目にしていなくても、梅雨の時期は多くの主婦が、カビについて気になっていることが分かります。また、「洗濯機」などでは、洗濯槽に発生するカビは目で確認できないからこそ気になるポイントとも言えそうです。

◆においが気になる場所、お風呂に次いで玄関まわりが上位
カビと同様に気になるのが、湿気やカビが原因で発生する嫌なにおい。梅雨の時期に、におい気になる場所・アイテムの1位は「お風呂」でした。次いで、2位の「玄関」、同率3位の「下駄箱」「靴」と、続く上位を玄関まわりが占めました(「気になる」と「やや気になる」と回答した割合が高い順番)。
お風呂や5位の洗面所など水まわりはカビ臭さが、玄関まわりは加えて蒸れた靴がにおいの原因になります。6位のふとんは、汗や体臭も気になる季節です。

◆まとめ
「カビが気になる場所」として、お風呂をはじめ洗濯機、洗面所など水まわりが多く挙げられました。「においが気になる場所」では、お風呂に次いで玄関まわりが上位に。一方、「部屋干しの衣類」への不快感や目に見えない「洗濯機」のカビへの不安など、洗濯関連の悩みが多いことも分かりました。


【調査概要】
調査内容:家庭における梅雨時期の湿気・カビに関する意識調査
調査期間:2015年4月
調査対象:20~50代の子どもを持つ既婚女性360名
調査方法:インターネット調査

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