転職理由調査 2015年上期版 

2015年05月11日
インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は、2014年10月~2015年3月にDODAに登録した転職希望者のうち約30,000人を対象に、転職理由についての調査を行いました。

【調査結果】

【総合】環境や待遇改善に関心を向けた転職理由が増加

2015年上期の転職理由調査では、1位「ほかにやりたい仕事がある」(12.4%、前回比-0.7pt)、2位「会社の将来性が不安」(9.5%、-0.6pt)、3位「給与に不満がある」(7.4%、-0.1pt)という結果になりました。1位から3位まで前回調査(転職理由ランキング2014下半期、以下「前回」)と同じ順位となりましたが、いずれもポイントは減少しています。10位以内で唯一ポイントが増加したのは、前回10位だった「雇用形態を変えたい」(2.6%、+0.1pt)。1つランクを上げて9位となりました。今回の特徴として、1位と2位の回答割合が下がった一方で、働く環境や待遇の改善を理由とした転職の割合が増加したことがあげられます。

順位    前回    転職理由    割合    前回比
1位    1位    ほかにやりたい仕事がある    12.4%    -0.7pt
2位    2位    会社の将来性が不安    9.5%    -0.6pt
3位    3位    給与に不満がある    7.4%    -0.1pt
4位    4位    残業が多い/休日が少ない    5.9%    0pt
5位    5位    専門知識・技術力を習得したい    4.8%    -0.2pt
6位    6位    幅広い経験・知識を積みたい    3.6%    -0.2pt
7位    7位    U・Iターンしたい    2.9%    -0.2pt
8位    8位    市場価値を上げたい    2.7%    -0.1pt
9位    10位    雇用形態を変えたい    2.6%    0.1pt
10位    9位    業界の先行きが不安    2.3%    -0.2pt

【業種別】業界ごとに異なる背景から、転職理由も変化

8つの業種中、「ほかにやりたい仕事がある」が1位だったのは、前回から1つ減った6業種。残りの「メーカー」と「メディカル」では、「会社の将来性が不安」が1位になりました。「金融」では、前回8位だった「ノルマが厳しい」がプラス3.4ptで2位にランクアップ。また、「メディア」「小売り・外食」「サービス」の3業種では、前回10位圏外だった「市場価値をあげたい」という理由が新たにランクインしました。


【調査概要】
データ出典:DODAサービスにご登録いただいている方のデータを元に集計
データ抽出期間:2014年10月~2015年3月
有効回答数:29,087件

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[DODA]
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