女性のための“夜カレ”調査(20代~40代女性対象) 

2015年05月08日
女性のための恋愛研究所「恋LABO」は、アンケート調査「女性のための“夜カレ”調査」を実施。女性の恋愛における妄想と現実のギャップについて明らかになった、本調査の結果を報告いたします。

【調査結果】

■ 彼氏・夫よりも「好きだった人」! “妄想”のポイントは…非日常経験

女性のための恋愛研究所「恋LABO」では、現実(=昼間)の彼氏とは一味違う、非日常(=夜)のシチュエーションを演出してくれる男性のことを“夜カレ”と名付けました。ただし、“夜カレ”は実在の存在とは限りません。ある人にとっては、妄想の中だけの存在ということもあるでしょう。芸能人などの有名人、あるいは、ドラマやアニメなどの登場人物ということもあるでしょう。そんな女性にとっての“夜カレ”ニーズの実態を探るために行ったのが、今回のアンケート調査「女性のための“夜カレ”調査」です。

本調査では、はじめに、女性の“妄想”について調べました。
いわゆる“妄想”。特に恋愛に限定し、「男性と一緒に過ごす理想の恋愛シチュエーションをイメージすること」を、女性はどの程度しているのでしょうか。この妄想の定義を伝えた上で、「あなたは“妄想”することはありますか?」とたずねると、「ある」という人は68%で、およそ7割を占めます。また、未婚者に限れば、75%であった一方で、既婚者においても64%は“妄想”をしていることが明らかになりました。未既婚問わず、女性にとって“恋愛シチュエーション”をイメージすることは楽しい時間なのだと言えるかもしれません。

また、“妄想”の頻度を知るために、「“妄想”することがある」という人に、「最近では、いつ“妄想”しましたか?」と聞くと、29%が「今日」と回答。「2、3日以内」(14%)、「1週間以内」(15%)という人を合わせれば、およそ6割の女性が最近1週間以内に“妄想”していることが分かりました。

それでは、女性たちはどんな男性との恋愛シチュエーションを“妄想”しているのでしょうか。「“妄想”に登場する男性」を複数回答形式でたずねました。その結果、最多の「芸能人」(50%)に続いて多かった回答は、「以前、交際していたことがある男性」(24%)と「交際はしていなかったが、以前好きだった男性」(21%)。いずれも、「彼氏」(21%)、「夫」(13%)を上回るという結果になりました。女性にとって“妄想”は、非日常的な恋愛シチュエーションを楽しむ時間。現在、周りにいる男性よりも、現実には手に届かない存在の方が好まれるのかもしれません。
実際に、「“妄想”の内容」を自由回答形式で答えてもらうと、「昔片思いだった親戚のお兄さんが自分に告白してくれる。(千葉県・27歳)」、「好きな芸能人が、自分の職場に就職したら、毎日楽しくて仕方がないなーっていう妄想。(富山県・34歳)」、「俺様な王侯貴族に略奪婚される(笑)。(大阪府・23歳)」といったように、その内容は様々でしたが、いずれも非現実の恋愛シチュエーションを楽しんでいる様子が見受けられました。

■ 理想の男性像に見られたギャップ… “現実は親友”⇔“妄想は王子様”

次に、女性にとっての「理想の男性のタイプ」を調べました。今回は男性のタイプを次の8つに分けて、その中から選んでもらいました。

[8つの男性のタイプ]
 (1)ワイルドな俺様タイプ
 (2)守ってあげたい年下タイプ
 (3)紳士的な王子様タイプ
 (4)情熱的なロマンティストタイプ
 (5)スマートで頼れるエリートタイプ
 (6)気楽に一緒にいられる親友タイプ
 (7)独自の世界観をもったアーティストタイプ
 (8)自分のことを想ってくれる一途な純情タイプ

まず、この8つの男性のタイプの中から、「あなたの理想の男性像」を選んでもらったところ、1番人気は「気楽に一緒にいられる親友タイプ」(28%)。2位「自分のことを想ってくれる一途な純情タイプ」(23%)、3位「スマートで頼れるエリートタイプ」と続きます。

一方で、「“妄想”に登場させる理想の男性のタイプ」を選んでもらったところ、1位「紳士的な王子様タイプ」(18%)、2位「ワイルドな俺様タイプ」(17%)、3位「自分のことを想ってくれる一途な純情タイプ」(14%)とその順位は大きく異なります。 “妄想”は非日常体験。男性のタイプも、普段とは一味違うタイプの人を選ぶ傾向があると言えるでしょう。

このように大きく異なるのが、女性の“現実”と“妄想”です。非日常への憧れから生まれるこうした差について、改めて、「“現実”と“妄想”で、求める男性像は違いますか?」と聞いたところ、7割が「違う」と回答。女性自身もこうした“現実”と“妄想”のギャップを認識しており、実は自ら積極的にそのギャップを楽しんでいるようです。

■ 女性の3人に1人が「1週間以内に人肌恋しい夜がある」

このように非日常的な恋愛シチュエーションを楽しむ、女性の“妄想”。
ちなみに、その「“妄想”に登場させる理想の男性のタイプ」と近い結果になったのが、「もし1夜限りでのデートが可能なのであれば、選びたい男性のタイプ」の結果。1位と2位には、「紳士的な王子様タイプ」(23%)、2位「ワイルドな俺様タイプ」(20%)と同じ項目が並びました。女性にとってのこうした特別な夜への憧れも、“妄想”したい恋愛シチュエーションの1つなのかもしれません。
ここから垣間見られるのが“夜カレ”のニーズです。
“夜カレ”とは、「現実(=昼間)の彼氏とは一味違う、非日常(=夜)のシチュエーションを演出してくれる男性」のことを指します。“夜カレ”は実在の存在とは限りません。それは、あたかも“妄想”に登場する男性たちのようにも感じられます。
その一方で、「人肌恋しいと感じることはありますか?」と聞くと、67%が「人肌恋しいと感じることがある」と回答。なお、独身では76%、既婚者でも59%と、過半数を占めます。“妄想”を楽しむ女性たちですが、リアルな人のぬくもりも多いに求められているようです。実際に、全体の30%、女性の3人に1人は「ここ1週間以内に、人肌恋しいと感じた夜がある」と答えました。


【調査概要】
調査名:女性のための“夜カレ”調査
調査対象:20代~40代の女性500名(※年代別に均等割付)
調査期間:2015年2月24日(火)~2015年2月27日(金)
調査方法:インターネット調査

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[恋LABO]
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