アプリ利用実態調査(10代後半から 40代対象) 

2015年04月28日
セガゲームス セガネットワークス カンパニーは、10代後半から 40代をスマートフォン利用の中心年齢層と捉え、同年齢層の男女1,400人を対象にスマートフォン利用動向を調査した「アプリ利用実態調査」を発表。

本調査は、スマホゲーム分野に特化した白書『スマホゲームユーザー解体新書』※をまとめるなど、セガネットワークス内でスマートデバイス・スマホゲームに関する市場調査・分析を行っている「ゲームスタイル研究所」が実施したものです。

※『スマホゲームユーザー解体新書 2014』
スマホゲーム分野に特化した白書で、独自に行った定量アンケート調査によるマクロ市場分析や業界動向情報に加え、スマホ保有者およびスマホゲームユーザーを、意識・行動をもとに独自にタイプ分類し、それぞれの特性を明らかにしたもの。

【ポイント】

●「ゲーム」アプリ利用率はスマートフォン保有者の約6割

●「ゲーム」アプリ利用者の平均利用個数は約4個

● 若年層の「ゲーム」アプリ利用個数はやや減少も、35歳以上で増加


【調査結果】

○「ゲーム」アプリ利用率はスマートフォン保有者の約6割
・2015年3月時点で、15~49歳におけるスマートフォン保有者の「ゲーム」アプリ利用率は、1年前と比較してほぼ横ばいの61%という結果になりました。これは「地図/交通/ナビゲーション」「SNS」に次いで3番目に高く、引き続き高い利用率となっています。
・また、他のジャンルでは「SNS」や「ヘルスケア/フィットネス」「ファイナンス」といった「生活向上」系アプリの利用率が上がってきており、ゲームをしたり、調べものをしたりする時だけでなく、消費者の生活のあらゆる場面にスマートフォンアプリが溶け込んでいる様子がうかがえます。

○ 「ゲーム」アプリ利用者の平均利用個数は約4個
・「ゲーム」アプリ利用者の「ゲーム」アプリ平均利用個数は3.89個という結果になりました。この数字は1年前に比べやや増加しています。この結果から、「ゲーム」アプリは他のジャンルのアプリと比べ、複数個を同時並行で利用されている傾向が見られます。

○ 若年層の「ゲーム」アプリ利用個数はやや減少も、35歳以上で増加
・15~24歳の「ゲーム」アプリ平均利用個数が男女共にやや減少しているものの、数値自体は4個を超え、高い水準をキープしています。
・一方、35~49歳では、男性の利用率が5pt上昇し女性と同様50%を超えました。また、同年代の女性では、平均利用個数が大きく増加しました。以上から、手軽に遊べるカジュアルゲームが増えたことで「ゲーム」アプリがより広い年代に浸透してきている様子がうかがえます。

【コメント】
15~49歳におけるスマートフォン保有者の「ゲーム」アプリ利用率は約 60%で、1年前と比べほぼ横ばいになりました。しかし、「ゲーム」アプリ利用者における利用個数はやや増加しており、中でも男性25~34歳、女性 35~49歳で増加しています。
これは、誰でも手軽に遊べるカジュアルゲームや、家庭用ゲームやPCオンラインゲームのようなやりこみ度の高い本格ゲーム、皆で遊べるマルチプレイのゲームなど、以前に比べゲームの選択肢が格段に広がったことで、利用個数の増加につながったことが推測されます。
2015年は「MVNO※元年」、「SIMフリー元年」と言われ、各社からMVNOを中心としたSIMカードつきの格安スマートフォンが相次いで提供開始されており、今後この動きがスマートフォン普及人口や、スマホゲーム利用人口をさらに押し上げるのか、注視していきたいと思います。

※Mobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)の略。携帯電話やPHSなどの通信インフラを自社で持たず、他社のインフラを借りて通信サービスを提供する事業者のこと


【調査概要】
・調査目的:
1. スマートフォンユーザーの利用者属性を明らかにし、自社のマーケティング活動の基礎資料として活用する
2. 国内のスマートフォン市場動向を把握する
・調査方法:外部調査機関によるインターネット調査(調査会社:株式会社クロス・マーケティング)
・調査対象者:10代後半~40代男女(n=1,400)
・アンケート実施期間:2015年 3月 1日(日)~3月 3日(火)

※上記年代層(15歳~49歳)におけるスマートフォン普及人口、スマホゲーム利用人口の調査結果は以下の通り。
スマートフォン普及人口 : 3,603万人
スマホゲーム利用人口 : 2,293万人

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[セガゲームス セガネットワークス カンパニー]
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