「メイク落とし」に関するアンケート調査 

2015年04月28日
インターワイヤードが運営するネットリサーチのDIMSDRIVEでは、「メイク落とし」についてアンケートを行い、使っているメイク落としのタイプ、重視点、メイクに関する失敗等についてまとめました。調査は2015年3月6日~3月20日にかけて実施し、DIMSDRIVEモニターの女性2,388人から回答を得ています。

【調査結果サマリー】

● 日頃からメイクをする女性は6割。「常にすっぴん」は14.2%

● 23.5%が「メイクも落とせる洗顔料」でメイクを落とす

● 半数位以上が「1分未満」でメイク落とし完了。若い年代ほど「マスカラ」から落とす

● 良くないけどついつい・・・「力を入れてこすってしまう」、「落ちるまで待ちきれない!」

● こだわりたい点、オイルタイプは「洗浄力」、ジェルは「保湿力」、リキッドは「簡単に落とせる」

● 20代以下の1割が、「中学生の頃からメイクをしている」

● いろんな失敗を経て、今があります・・・メイク・お化粧の失敗談


【調査結果】

日頃からメイクをする女性は6割。「常にすっぴん」は14.2%

■ふだんのメイク状況
ふだんメイク・お化粧をしているかどうかについては、「している」62.8%、「ごくたまにしている」23.0%、「全くしない(すっぴん)」14.2%であった。日頃からメイクをしている女性は6割ほどである。『メイク・お化粧をする機会がある女性』は85.8%であった。

<年代別>
「している」人の割合は、【50代】が最も高く67.0%である。【20代以下】では、20.8%が「全くしない」=常にすっぴんである事が分かった。

23.5%が「メイクも落とせる洗顔料」でメイクを落とす

■メイクを落とす際に使う物(メイク落とし使用率)
メイクを落とす際につかっているもの、を尋ねた。「市販のメイク落とし」を使う人が大半で69.3%、「市販の『メイクも落とせる洗顔料』」を使う人は23.5%である。「ふつうの洗顔料・石けん」を使う人は21.3%で、8割程度の人は『メイクを落とす専用のもの』を使っている。

■メイク落としの「タイプ」
市販のメイク落とし・メイクも落とせる洗顔料について、「タイプ」を尋ねた。「オイル」タイプを使っている人が最も多く35.3%、次いで「クリーム」22.7%、「ジェル」17.2%、「リキッド・ウォーター」16.3%と続いた。
上位2つは油分の多いタイプである。「クレンジングシート」使用者は9.8%と1割程度である。「ポイントメイクリムーバー」を使う人は2.1%と少なく、“顔全体用”でポイントメイクも落としていると思われる。

<年代別>
好まれるタイプは、年代によって違いがあった。「オイル」、「リキッド・ウォーター」は年代が若いほど好んで使っており、特に「リキッド・ウォーター」では【20代以下】は31.2%使っており、他の年代に比べてかなり高い。
一方、「クリーム」、「メイクも落とせる洗顔料」は年代が上がるほど好んで使っている。「クリーム」は【60代】31.3%が最も高く、「メイクも落とせる洗顔料」は【70代以上】20.7%が最も高い。
年代が上がるほど、『メイク落とし』ではなく、『メイクも落とせる洗顔料』で済ませる割合が高いという事が分かった。

半数位以上が「1分未満」でメイク落とし完了。若い年代ほど「マスカラ」から落とす

■どこからメイクを落とす?
顔の何処からメイクを落とすか。最も多かったのは「頬」33.5%で、3割は頬から、と回答した。次いで「アイブロウ・アイメイク」18.9%、「マスカラ」16.3%とアイメイクを落とす人が多い。

<年代別>
「マスカラ」と「おでこ」について、年代による特徴が表れている。「マスカラ」は年代が若いほど値が高い傾向にあり、【20代以下】では24.7%、【30代】では25.8%なのに対し、【60代】では8.8%と少ない。若い年代の方がマスカラの使用率が高く、このような数値になっているものと思われる。「おでこ」に関しては年代が上がるほど値が高く、【20代】では9.1%だが、【60代】では22.5%に上る。

■メイク落としにかける時間
メイクを落とすのにかかる時間は、「30秒未満」は16.4%、「30秒~1分未満」42.4%と『1分未満』で落としている人が半数を超えている。

 良くないけどついつい・・・「力を入れてこすってしまう」、「落ちるまで待ちきれない!」

■メイク落としでついついしてしまうこと
良くないとわかっていつつ、ついついメイク落としの際にしてしまうことを尋ねた。「特にない」と回答したのは17.8%で、8割以上の人は何かしらしてしまうと回答。
最も多かったのは「力を入れてこすってしまう」38.7%、次いで「メイクが落ちたのかどうか、判別がつかないまま洗い流してしまう」32.4%と続き、3割以上の人がついついしてしまっている。
3位は「メイクが浮かび上がるのを待てずに、すぐに落としてしまう」で、2位の項目を含め、“落ちるまでの時間が待ちきれない”人が多いようだ。

 こだわりたい点、オイルタイプは「洗浄力」、ジェルは「保湿力」、リキッドは「簡単に落とせる」

■メイク落としの「こだわりたい点」
メイク落としに対してこだわりたい点については、「保湿力が高い・水分を奪わない」が最も多く50.8%、「刺激が少ない」49.0%、「洗浄力がある」48.3%、「簡単に落とせる」48.2%、「価格が安い」39.5%と続いた。
洗浄力や簡単さよりも保湿や刺激の少なさといった”肌へのやさしさ”が重視されているようだが
上位4項目はいずれも僅差で5割前後であり、『洗浄力もほしいし、簡単に落としたいし、肌にやさしいのがいいし・・・』と色々な要素を同時に求めていることがうかがえる。

■メイク落としの「こだわりたい点」
メイク落としのタイプによって、こだわりたい点に違いがある。【ジェル】・【クリーム】・【ミルク】では「保湿力」が最も重視され、次いで「刺激が少ない」が重視されており、洗浄力よりも保湿ややさしさを求めている人が多い。
一方、【オイル】では「洗浄力」が最も重視されている。
【リキッド・ウォーター】・【クレンジングシート】・【メイクも落とせる洗顔料】の3つは「簡単に落とせる」が最も重視されており、また、5位以内に「価格」が入っている。特に【クレンジングシート】では「価格」が2位と、価格重視で購入する人が多いようである。

 20代以下の1割が、「中学生の頃からメイクをしている」

■メイクを始めた年齢
年代が若いほど、早くからメイクをしていることが分かった。【40代以上】では、高校卒業後にメイクを始めた人が大半であるが、【30代】では25.2%が「高校生の頃から」と回答。【20代以下】では更に多く35.0%である。【20代以下】では「中学生の頃から」している人も10.0%と1割に上り、「小学生の頃から」という人も2.5%である。20代以下では高校を卒業する前からメイクをしている割合が47.5%と半数近くに上った。


【調査概要】
調査方法:インターネットを利用した市場調査
調査期間:2015年3月6日~3月20日
有効回答数:DIMSDRIVEモニター 女性2,388人

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[インターワイヤード]
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