2015年度 新入社員 春の意識調査 

2015年04月20日
日本生産性本部は2015年春に実施した経営開発部主催の新入社員教育プログラム等への参加者を対象としたアンケートを実施した。本調査は1990年より継続的に行っており、今回が26回目。

【主な調査ポイント】

1. 【新設問】女性新入社員「管理職になりたい」に対し「そう思う」とする回答が 53.5%
自身の考えに近いものを選択する設問において、「管理職になりたい」に対し、女性新入社員のうち「そう思う」と回答した
割合が 53.5%となった。男性新入社員は同設問に 76.3%が「そう思う」と回答し、男女で差があった。

2. 【新設問】「管理職になりたい」1番の理由 男女共に最も多い回答は「様々な業務に挑戦したい」
(全体 39.4% 男性 37.4% 女性 46.7%)

上記設問「管理職になりたい」に対し、「そう思う」と回答した方へ最も近い理由を選択する設問において、男女共通して最も多い回答は「様々な業務に挑戦したい」(男性 37.4% 女性 46.7%)であった。

3. 【過去最大】年功重視の給与体系と昇格制度を希望
自身が希望する給与体系・昇格制度を答える設問に対し、「業績や能力よりも年齢・経験を重視して給与が上がるシステム」(46.9%)、「年齢や経験によって、平均的に昇格していく職場」(41.2%)を希望すると回答した割合がそれぞれ過去最大となった。

4. 【過半数逆転】「海外勤務のチャンスがあれば応じたい」に対し「そう思う」とする回答が過去最低(48.2%)
「海外勤務のチャンスがあれば応じたい」という設問に対し「そう思う」とする回答が 2011 年の設問開始以来、最低の数値となり、初めて過半数を下回った(48.2%)。

5. 【前年比変化幅過去最大】「自分には仕事を通じてかなえたい「夢」がある」に対し、「そう思う」とする回答が前年比 7.1 ポイント減(58.9%)

自身の考えに近いものを選択する設問において、「自分には仕事を通じてかなえたい「夢」がある」に対し、「そう思う」と回答した割合が 58.9%となり、前年比変化幅が過去最大の 7.1 ポイント減となった。


【調査概要】
・調査名:2015 春 若者意識アンケート
・調査対象 :2015 年春に実施した日本生産性本部 経営開発部主催の新入社員教育プログラム等の参加者(実施時期:3 月下旬~4 月)
・有効回答数 :1924 通(男性 1402 通 女性 514 通 未回答 8 通)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[日本生産性本部]
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