花粉症/花粉アレルギーについての調査 

2015年04月20日
日本リサーチセンターは、全国15~79歳男女1,200人を対象に、訪問留置のオムニバス調査(NOS:日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)を、毎月定期的に実施しております。
このたび「花粉症/花粉アレルギー」について、オムニバス調査(NOS)により自主調査を企画・実施。

【調査結果の要約】

①花粉症/花粉アレルギーを持っている人の比率は・・・
・花粉症/花粉アレルギーを持っている人は35.3%。
・2014年よりもやや増加し、花粉飛散量の多かった2013年に次ぐ。
・昨年よりも、年代では20~30代、地域別では関東地方での増加が目立つ。

②花粉症/花粉アレルギーの症状の中で多いのは・・・
・最も多い症状は「目のかゆみ」、次いで「水っぱな」「鼻づまり」「くしゃみ」「鼻のかゆみ」が多い。1人当たりの症状の数の多さは昨年を上回る。
・目、鼻両方に重い症状がある人の割合は2014年より増えた一方、いずれの症状もない人が減少した。

③花粉症/花粉アレルギー対策として多いのは・・・
・対策として最も多いのは「普通のマスクをすること」(59.0%)で、2013年以降に半数を超えて、2015年には6割近くにまで達した。その一方で、「花粉用マスク」の割合は、2010年以降2割弱のまま変わらない。
「普通のマスク」に次いで高い対策は、「医者処方の飲み薬」「市販の目薬」「医者処方の目薬」。
・マスクを利用することについて、「まったく抵抗を感じない」と答えた人は2010年から年々増加し続けており、 2015年は7割近い。

④花粉症/花粉アレルギー治療「舌下免疫治療法」は・・・
・治療法の認知は「名前だけ聞いたことがある」も含めて半数程度。認知者のうち、保険適用であることの認知は半数以下にとどまるが、治療に関心のある人は、受けたいが3割強、関心ありが5割と非常に高い。


【調査概要】
調査方法:NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)調査員による個別訪問留置調査
調査対象:全国の15~79歳の男女個人
有効回収数:1200人(サンプル)
 ※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
サンプリング:毎月200地点を抽出、住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割当て
調査期間:2015年3月調査 2015/3/4 ~ 2015/3/16 (過去調査は2003年、2010年~2014年いずれも3月に実施)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[日本リサーチセンター]
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