端午の節句に関するアンケート調査 

2015年04月15日
ウェブクルーは、5月5日の端午の節句にちなんで、「端午の節句に関するアンケート」を行いました。調査はウェブクルーインターネットリサーチにより、2015年4月1日~5日までの5日間で実施し、5,045名から有効回答がありました。

端午の節句のお祝いで何を食べるかを、男のお子様がいる方を対象に調査したところ、北海道で食べるものは「ケーキ」が最も多く、6割を超える結果となりました。
また、五月人形を購入する人はエリアによって大きく異なり、北陸では「母方の祖父母」が50%に達しているのに対し、北海道・甲信越・九州・沖縄では約50%が「親」が購入していることが分かりました。
また、五月人形の保管に困っている人は25%(4人に1人)であり、保管に困っていても、大事なものだから捨てられないという意識が見受けられる結果となりました。

【調査結果概要】

◆端午の節句のお祝い
男のお子様がいる方の87.2%は「端午の節句のお祝いをしている」もしくは「過去にしていたことがある」という結果になっています。日本では奈良時代から伝わる行事である端午の節句を、現代でも多くの方が行っていることがうかがえます。

◆端午の節句に食べるもの
ご自身の端午の節句の食べ物と、お子様の端午の節句の食べ物を比較すると、「ケーキ」を食べる人が15%増えています。最近では、こいのぼりをかたどったケーキなど、こどもの日にちなんだケーキも多く発売されている影響が大きいのではないでしょうか。

※複数回答形式

また、地域別でのお子様の端午の節句で食べるものの調査では、かしわもちが全国的に多く食べられているのに対し、ちまきは西日本で多く食べられている傾向にありました。
かしわもちは東日本、ちまきは西日本の発祥といわれていますが、ちまきは未だに発祥の名残が残っていることが分かります。また、驚くべきことに北海道ではかしわもち以上に「ケーキ」が食べられていることが分かりました。やはり「お祝い」ということでケーキも多くの世帯で取り入れられていることがうかがえます。

※複数回答形式

◆端午の節句に飾るもの
端午の節句で飾るものに関する調査では、ご自身の端午の節句ではこいのぼり、五月人形が同程度飾られていたのに対し、お子様の端午の節句では五月人形の方が多く飾られている傾向が見られます。お庭やマンションのベランダなど、屋外に飾ることが多いこいのぼりと比較し、室内でお天気に関係なく飾ることができる五月人形のほうが最近では好まれる傾向が強いのではないでしょうか。

また、五月人形は母方の祖父母が買うというような風習がありますが、五月人形を誰が購入するかの調査によると、現在は一般的に親が購入する傾向が強い結果となりました。ただし、北陸地方では風習の名残で母方の祖父母が購入するという習慣は根強く残っていることが分かります。それに対し、北海道や東北では母方よりも父方の祖父母が購入する傾向が強く見られます。地域によって、五月人形を贈る風習も様々であり、全国共通ではないことがうかがえます。

◆五月人形の保管
五月人形を持っている方を対象に「保管場所に困っているか」という質問をしたところ、4人に1人が「保管場所に困っている」という回答になりました。
現在は、端午の節句を祝っていない世帯での五月人形の保管場所は「ご自宅」と答えられた方が全体の68%を占めている状態となっています。
お子様の出世や健康を願う大事な品物ということで、できるだけ大切に保管はしたいけど、お部屋の収納スペースの問題で無理やり物置にしまっている人もいるのではないでしょうか。


【調査概要】
調査対象 :ウェブクルー会員
有効回答数:5,045サンプル
調査方法 :インターネットリサーチ
調査期間 :2015年4月1日(水)~2015年4月5日(日)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
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