クラウド会計ソフトについての調査 

2015年04月16日
弥生は、平成26年分(2015年3月16日期限)の確定申告を行う予定の個人事業主(事業所得)を対象に、クラウド会計ソフトに関する調査を行いました。2015年1月に同様の調査をしており、確定申告時期を経た今回の調査と比較することにより、クラウド会計市場の現在の状況をみることができます。

【調査結果】

①確定申告に会計ソフトを利用している人は全体の3割弱。会計ソフトの利用者の9割強が「デスクトップアプリケーション」を利用し、「クラウドアプリケーション」は1割弱、前回よりも微増

前回調査同様、今回の調査でも、申告方法は「(会計ソフトを)利用していない」が7割強を占め、「(会計ソフトを)利用している」は3割弱で留まりました。会計ソフトの利用形態別調査では、「クラウドアプリケーション」を利用している比率が前回よりも微増という結果になりました。

②クラウド会計ソフトの認知率は、ほぼ4割。クラウド会計ソフトの認知者の半数以上が利用意向あり。認知率、利用意向どちらも前回より上昇

クラウド会計ソフトの認知率は「知っている」が4割近く、「知らない」が6割という結果となり、クラウド会計ソフトの認知は、前回の調査よりも上昇しています。また、クラウド会計ソフトを知っていると答えた方に、今後の利用意向を聞いてみると、「利用したい(24.2%)」と「どちらかといえば利用したい(32.4%)」を合わせた「利用意向あり」が、前回の47%を上回り、半数を超え56.6%となりました。

③利用しているクラウド会計ソフトのメーカー別では、1位「弥生」、2位「freee」上位2社がクラウド会計ソフト全体の半数を占める

クラウド会計ソフトの利用をメーカー別でみると「弥生(29.5%)」、「freee(20.7%)」、「マネーフォワード(9.1%)」の順となりました。前回の調査と順位の変化はないものの、今回の調査結果では、上位2社と3位以降との差に少し開きが見えてきました。

④デスクトップアプリケーション、クラウドアプリケーションの利用者を、業種・年代別で比較すると、業種別ではデスクトップ/クラウド利用者に大きな差はない。年代別では、クラウドアプリのほうが若い年代の利用者が多い

会計ソフト利用者の業種別利用状況は、「サービス業」が最も多く、3割前後を占め、デスクトップとクラウドでの業種の差はみられませんでした。一方、年代別利用状況では、デスクトップアプリケーション利用者は「50代(34.6%)」、「40代(32.4%)」、「60代(20.6%)」の順となり、クラウドアプリケーションでは「40代(32.9%)」、「50代(28.8%)」、「30代(23.2%)」の順となりました。クラウドアプリケーションの方が全体的に若い年代の利用者が多い結果となりました。

⑤クラウド会計ソフトの利用のきっかけは、「自社で決算・申告を行う」「業務の効率化」

クラウド会計ソフトの利用のきっかけは、「自社で決算・申告を行う(32.0%)」、「業務の効率化(29.5%)」が3割前後を占め、「帳簿の作成や印刷(18.8%)」「起業(16.3%)」、「費用の削減(14.4%)」が続いています。

⑥現在利用しているクラウド会計ソフト選定理由は「確定申告の作成が簡単そう」、決め手は「無料」。

現在利用しているクラウド会計ソフトの選定理由は、「確定申告の作成が簡単そう(33.9%)」、「無料(29.2%)」、「記帳から確定申告まで全部できる(29.2%)」の上位3つが3割前後を占めました。決め手は「無料(16.3%)」が最も高く、次いで「確定申告の作成が簡単そう(10.3%)」となっています。


【調査概要】
確定申告後調査
エリア:全国
調査対象:20歳以上 男女
対象者条件:平成26年分の事業所得の確定申告を行った個人事業者
回収サンプル数:16,074
調査期間:2015年3月20~23日
調査実施期間:楽天リサーチ(株)

確定申告受付前調査
エリア:全国
調査対象:20歳以上 男女
対象者条件:平成26年分の事業所得の確定申告を予定している個人事業者
回収サンプル数:12,203
調査期間:2015年1月26~27日
調査実施期間:楽天リサーチ(株)

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[弥生]
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