矢野経済研究所は、国内eラーニング市場について調査を実施した。
本調査におけるeラーニング市場とはインターネット等のネットワークを利用した学習形態を対象とし、ゲーム機やパソコン向けソフトウェアを利用したものを除く。また学習コンテンツとしては、ビジネス、教科学習、語学、IT技術、資格取得、教養・雑学など幅広いジャンルを含む。

【調査結果サマリー】

◆2014年度の国内eラーニング市場規模は前年度比120.8%の1,665億円と拡大の見込
2014年度の国内eラーニング市場規模は、前年度比120.8%の1,665億円と拡大を見込む。法人向けのB to B市場が微増推移となる一方、個人向けのB to C市場が大きく伸長し市場拡大を牽引した。2015年度は、引き続きB to C市場におけるサービスの増加が予想されるが、無料ないし低価格で提供されるサービスが中心となることが想定され、市場規模は微増推移になるものと予測する。

◆B to B市場は堅調推移、B to C市場は大きく市場規模を拡大
B to B市場は、2013年度以降、大手ユーザー企業を中心にeラーニングへの投資も復調基調にあり、2014年度の市場規模は前年度比101.2%の575億円と堅調推移が見込まれる。一方、B to C市場は、通信教育、学習塾などの大手教育事業者による情報通信技術を使用した学習コースの導入により、同年度の市場規模は前年度比134.6%の1,090億円と大幅な拡大が見込まれる。


【調査結果】
・調査期間: 2015年1月~3月
・調査対象: eラーニングシステム開発・構築・販売事業者、eラーニングコンテンツ開発・製作・販売事業者、eラーニングを介した研修や講義を提供・運営する事業者(学習塾、語学学校、研修事業者等)、学習ソフトウェア開発・製作・販売事業者等
・調査方法: 当社専門研究員による面接取材及び、電話・FAX・電子メールによるヒアリング、文献調査併用

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[矢野経済研究所]
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