請求管理業務の実態調査 

2015年04月06日
Cloud Paymentは、国内企業における請求管理業務の現状や課題について、アンケート調査を実施。その調査結果ならびに分析内容を発表。

今回の調査結果では、40%以上の企業で請求書の発行とその後の管理を手作業で行っており、課題を抱えていることがわかりました。エクセルなどを使った手作業により、ムダが生じています。今回は企業がどれだけこのムダを削減出来ているのかを調査致しました。

【調査結果概要】

1.年間300万円削減の損失!?

2.[請求書の発行と管理]43%がエクセルと手作業

3.[発送] 請求書を郵送で送る企業は70%

4.[集金と消込] 4割の企業が目視での消込作業


【調査結果】

■年間300万円削減の損失!?

エクセルなどを使って手作業で行った場合、請求書を1通作成して発送するためには、約4分かかるといわれています。また、それらに付随する消込や保管・管理の業務を含めると請求書1枚あたり、約10分の労力を費やします。

毎月平均1000通の請求書を送っている場合、年間で2,000時間かかることになり、年間にして約400万円の人件費がかかります。(※時給2,000円で換算の場合)

さらに印刷紙、封筒代、切手代等を含めると全体で550万を超えるコストが発生していることになります。システムの導入等により効率化を図ることによって、このコストを300万円程度削減することが可能です。(当社調べ)

■[請求書の発行と管理]43%がエクセルと手作業

請求管理業務をどの様な方法で行なっているかについて聞いて見ました。管理システムの導入をしておらず、エクセル等で作成した帳簿で管理している企業が全体の43%。基幹システムやパッケージシステムの導入をしている企業は57%という結果になりました。

■[発送] 請求書を郵送で送る企業は70%


郵送で行なう企業が70%、「メール」と「Web照会」で発送している企業は23%と電子化している企業は少ないようです。「その他」と回答した企業では、「納品物と一緒に同封している」、「代行会社へ委託を行なっている」などの回答がありました。郵送で送る場合には、封入の手間に加えて、印刷費・郵送費も発生しており平均して年間312万かかっていると言われています。メールでの送付に切り替えることでそれらのコストも削減する事が可能です。

■[集金と消込] 4割の企業が目視での消込作業


75%の企業では銀行振込が決済方法として利用しており、請求データと入金データの突き合わせは40%の企業が目視で行なっていることが明らかになりました。

目視で消込を行なう場合、「根気が必要でストレスが溜まる」ことや「漏れや間違いが発生するリスク」など不満を持っている人がいることが分かりました。

「CloudPayment調べ」

【調査概要】
調査対象と回収サンプル数:123社
調査地域:全国
調査期間:2014年12月19日(金)~2015年1月23日(金)
調査方法:電話調査

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