2015年 ゴールデンウィーク(4月24日~5月6日)旅行動向 

2015年04月03日
エイチ・アイ・エス(H.I.S.)は、2015年4月24日(金)~5月6日(水・祝)の予約状況から、ゴールデンウィーク(以下GW)の旅行動向について下記の通りまとめました。
※カッコ内は昨年の順位

海外編
1 位 ホノルル(1 位)
2 位 台北(2 位)
3 位 グアム(4 位)
4 位 ソウル(3 位)
5 位 バンコク(5 位)

国内編
1 位 沖縄(1 位)
2 位 九州(2 位)
3 位 北海道(3 位)
4 位 関東甲信越(4 位)
5 位 中国地区(5 位)

人気出発日
1 位 5 月 2 日
2 位 5 月 1 日
3 位 5 月 3 日
4 位 4 月 29 日
5 位 4 月 28 日

【海外旅行の傾向】

■出発日は5月が好調

今年のGWは最大12連休(4/26~5/6)と日並びがよく、4月の出国ピークとなる4月29日には、欧米方面へ出かけられるお客様が多く、5月1日~3日においてはハワイやグアムなどに加えアジアシティを中心に、ご予約をいただいております。今年最大の出国ピークである5月2日においては、全ての方面において昨年を上回っており、ビーチリゾートを中心としたチャーター便利用の商品も含め連休内に帰国するご予約の主流となっております。

■3年連続ハワイが1番人気方面!

昨年に引き続きハワイが一番人気となりました。家族旅行を含む、全ての世代においてハワイが1位を占め、圧倒的な人気となっております。2015年3月には【H.I.S.Hawaii新宿3丁目】といったハワイ専門店をオープンしており、幅広い層に向けて新たなハワイの魅力や楽しみ方のご提案を図っております。大阪・新宿のハワイ専門店にも多くのお客様よりGWのお問合せご予約をいただいております。

■近場のアジア、ビーチリゾートの復調

国際関係の影響もあり低調であった、韓国、中国は、昨年に比べ復調傾向にあります。韓国は昨年を超え、中国においてはここ3年比較のなかでも大きく上回る予約数で推移しています。また、タイにおいても昨年は情勢不安により大きな減少であったものの、この度昨年を大幅に越えております。

人気旅行先ランキングを昨年の4位から3位に上げたグアムも、家族旅行においてはハワイに次ぐ2位の人気方面となっており、ファミリー層の支持を反映した伸びを示しました。ファミリー層の旅行先選択に上がる海外方面が増えた結果が、各方面の好調につながったと考えられます。

■燃油サーチャージの値下がりが追い風に

前年同時期と比較した際の大きな変化は、燃油サーチャージの値下がりですが、GWにおいて旅行単価は上昇しております。現時点におけるヨーロッパ方面は昨年並で推移。ハワイやアメリカ、オーストラリア方面では、燃油安の恩恵と日並びの良さが追い風になり、旅行単価上昇に繋がったと考えられます。

【国内旅行の傾向】

■ファミリーに人気の王道沖縄が1位!

全体的に好調な国内旅行では、特に1位の沖縄と2位の九州が昨年比で大きな伸びを示しております。1位の沖縄では、増便効果もあり離島の石垣島が人気となっており、2位の九州では、今年から屋久島専用のパンフレットを作成し、コース数を増やしたこともあり人気を集めており、他地域も、日並びの良さから、レンタカー利用の周遊や通常より長めの4日間コースが伸びております。また、5位の中国地区に関しては、出雲人気の継続や広島・宮島が特に女性に人気が高くなっております。

■日帰りでも行ける!関東近郊はバスツアーが人気

4位の関東甲信越に関しては、大半がバスツアーでのご予約となっており、長期で休みが取れない方や渋滞の中での運転を回避されたい方から、日帰り・宿泊コースが人気となっております。日帰りバスツアーでは、春を迎えちょうど見頃となる茨城ひたちなかの「ネモフィラ」や山梨富士の「芝桜」といった季節の花と、旬の味覚を盛り込んだコースが人気を集めており、宿泊バスツアーでは、世界遺産白川郷を含む北陸周遊のコースや、善光寺の御開帳で注目が集まる上信越など、話題のスポットが人気となっております。前日までお申し込みが可能なバスツアーは、例年間際のご予約も多く今後のさらなる伸びが見込まれます。


【調査概要】
調査日:2015年3月31日
調査対象:H.I.S.の海外ツアー・航空券・国内ツアー
対象出発日:2015年4月24日(金)~2015年5月6日(水・祝)

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