防犯・監視カメラ関連業者158社の経営実態調査 

2015年03月19日
帝国データバンクは、2011年度から2013年度の売上高が判明しており、防犯・監視カメラ関連事業を主力事業としている業者158社を自社データベース・企業概要ファイル「COSMOS2」(146万社収録)から抽出し、売上高、損益(当期純損益)、業種、地域などを分析した。同様の調査は今回が初めて。

ソニーやパナソニックほか、大手メーカーや大手警備業者などが防犯・監視カメラの製造やサービスを行っているが、同カメラ事業が全体から見て主力事業ではない企業については今回の分析の対象には含めていない

【調査結果】

・防犯・監視カメラ関連業者158社の2013年度の売上高合計は前年度比10.3%増の857億4900万円となった。2012年度が同5.0%増であったことから2期連続で増加した。

・2013年度の売上高規模別では、「10億円未満」が142社と全体の9割弱を占めた。

・損益別では、黒字企業比率の推移を見ると、直近3年度とも7割超となっているが、高止まりしたまま、横ばいの状況が続いている。

・業種別では、構成比で「卸売業」「建設業」が全体の7割強を占めた。2013年度の業種別の売上高合計推移を見ると、「製造業」「卸売業」が2ケタ増と高い伸びを示しており、上流に近い業種の売上高の増加が目立った。

・地域別では、「関東」「近畿」「中部」の3大都市圏で8割弱を占めた。


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[帝国データバンク]
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