外食市場調査(2015年2月度) 

2015年03月27日
リクルートライフスタイルに設置された「食」に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメリサーチセンター」は、東名阪の男女約10,000人を対象とする2015年2月度の「外食市場調査」を実施しましたので調査結果をご報告いたします。

【今月のポイント】

外食市場規模は東名阪3圏域合計で前年同月比(以下、前年比)+226億円の3,007億円。外食実施率・外食頻度・外食単価の主要3指標すべてが前年実績を上回ったのは調査開始以来初めて。特に外食単価は3圏域合計で2,491円と、過去1年では2014年12月(2,837円)、2015年1月(2,582円)の忘新年会シーズンに次ぐ年間で3番目となる高単価であった。全性年代で前年実績を上回り、3圏域すべてで前年同月を100円以上上回った。市場規模の前年比上げ幅(+226億円)は単月としては調査開始以来最大。首都圏の前年比+209億円が牽引したが、これは昨年の2月に首都圏で週末の大雪のために外食市場規模が大きく減少した分(169億円)の回復分のみならず、さらに40億円を上積みした推計結果となっている。

【3圏域計(首都圏・関西圏・東海圏)】

● 2015年2月の外食(※1)実施率は 73.0% (前月比増減 -2.7pt、前年比増減 +0.1pt)
● 2015年2月の外食頻度(※2)は 3.94回/月 (前月比増減 -0.16回、前年比増減 +0.12回)
● 2015年2月の外食単価は 2,491円 (前月比増減 -91円、前年比増減 +153円)
● 2015年2月の外食市場規模(※3)は 3,007億円 (前月比増減 -356億円、前年比増減 +226億円)

※1 外食:夕方以降の食事について、お店で食事した場合を対象。消費地の範囲として、各圏域の居住者が各圏域の対象都府県内で おこなった外食を対象としており、圏域外でおこなった外食は含んでいない。また、夕方以降、1日2回までの外食を含む
※2 外食頻度:外食実施者の1カ月あたりの平均外食回数
※3 外食市場規模:各圏域の当該年齢人口(14年3月までH22国勢調査、4月からH24人口推計)×外食実施率×外食頻度×外食単価で算出
(参考)基準人口(前年比)は、3圏域・計:-1.6%、首都圏:-1.3%、関西圏:-2.0%、東海圏:-1.7%

【圏域別】

●外食実施率は、首都圏:72.9%(前年比増減 +0.5pt)、関西圏:73.1%(同 -0.4pt)、東海圏:73.4%(同 -0.4pt)
● 外食頻度は、首都圏:4.24回/月(前年比増減 +0.22回)、関西圏:3.64回/月(同 -0.03回)、東海圏:3.36回/月(同 -0.02回)
● 外食単価は、首都圏:2,534円(前年比増減 +179円)、関西圏:2,554円(同 +109円)、東海圏:2,168円(同 +117円)
● 外食市場規模は、首都圏:1,862億円(前年比増減 +209億円)、関西圏:802億円(同 +8億円)、東海圏:343億円(同 +9億円)

【性年代別】(3圏域計)

●性年代別の外食実施率は、30代/女性(実施率71.7%、前年比増減 +3.9pt)で前年比プラス幅が最も大きかった。一方、前年比でマイナス幅が最も大きいのは、20代/男性(実施率76.7%、前年比増減 -3.0pt)。
● 性年代別の外食単価は、50代/男性(外食単価 2,957円、前年比増減 +350円)で前年比プラス幅が最も大きかった。また、すべての性年代において、外食単価は前年比プラスであった。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ホットペッパーグルメリサーチセンター]
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