「マネープラン」実態調査 

2014年12月24日
オウチーノ総研は、20~59歳の男女 705 名を対象に「『マネープラン』に関するアンケート調査」を行った。
まず、「あなたは『マネープラン』を立てたことがありますか?」という質問をしたところ、「立てたことがある」と回答したのが 12.0%、「まだ立てたことはないが、立てる予定がある」が57.2%、「立てたことがない」が 30.8%だった。また、「マネープラン」を立てたことがある人、または「マネープラン」を立てる予定のある人に、「あなたが『マネープラン』を立てようと思ったきっかけは何ですか?」と聞いたところ、最も多かった回答が「マイホーム購入」と「保険加入・見直し」で 21.5%、続いて「結婚」が 20.9%、「子どもの進学」が 20.3%、「出産」が11.6%だった。

【調査結果】

1. 「マネープラン」を立てたことがある人は、12.0%。

まず、「あなたは『マネープラン』を立てたことがありますか?」という質問をした。結果、「立てたことがある」と回答したのが12.0%、「まだ立てたことはないが、立てる予定がある 」が57.2%、「立てたことがない」が 30.8%だった。
年代別にみると、20 代では「立てたことがある」が 6.2%、「まだ立てたことはないが、立てる予定がある」が 69.5%、「立てたことがない」が 24.3%、30 代では「立てたことがある」が 15.9%、「まだ立てたことはないが、立てる予定がある」が 56.8%、「立てたことがない」が 27.3%、40 代では「立てたことがある」が14.7%、「まだ立てたことはないが、立てる予定がある 」が50.6%、「立てたことがない」が 34.7%、50 代では「立てたことがある」が 11.4%、「まだ立てたことはないが、立てる予定がある」が 51.7%、「立てたことがない」が 36.9%だった。
また結果を「自分の持ち家」に住んでいる人と、「親や家族の持ち家」や「賃貸」に住んでいる人に分けてみてみると、「自分の持ち家」に住んでいる人は、「立てたことがある」が 19.7%、「まだ立てたことはないが、立てる予定がある」が 54.7%、「立てたことがない」が 25.6%であるのに対し、「親や家族の持ち家」や「賃貸」などに住んでいる人は「立てたことがある」が 8.3%、「まだ立てたことはないが、立てる予定がある」が 58.4%、「立てたことがない」が 33.3%だった。自分で家を購入した人の方が、「マネープラン」を立てたことのある割合が多かった。

2. 「マネープラン」を立てるきっかけ、最多は「マイホーム購入」と「保険加入・見直し」。

次に、「マネープラン」を立てたことがある人、または「マネープラン」を立てる予定のある人に、「あなたが『マネープラン』を立てようと思ったきっかけは何ですか?」という質問をした。結果、最も多かった回答が「マイホーム購入」と「保険加入・見直し」で21.5%、続いて「結婚」が20.9%、「子どもの進学」が20.3%、「出産」が 11.6%だった。やはり「人生で最も高い買い物」、「人生で二番目に高い買い物」とも言われる住宅と保険について検討するタイミングで、お金の使い方を見直す人が多いようだ。
年代別にみると、20 代は「結婚」が 35.8%で最も多く、続いて「マイホーム購入」が 23.4%、「出産」が 20.4%、「保険加入・見直し」が 16.1%、「子どもの進学」が 13.1%だった。30 代は「子どもの進学」が 25.4%で最も多く、「保険加入・見直し」が 23.1%、「結婚」が 20.8%、「マイホーム購入」が 20.0%、「出産」が 16.2%。40 代は「マイホーム購入」が 29.4%で最も多く、「子どもの進学」が 24.4%、「保険加入・見直し」が 22.7%、「結婚」が 16.0%、「出産」が 5.0%。50 代は「保険加入・見直し」が25.0%で最も多く、「子どもの進学」が 18.8%、「マイホーム購入」が 12.5%、「結婚」が 8.0%、「出産」が 2.7%だった。

3. 「マネープラン」を立てて、どんな変化があった?

最後に、「マネープラン」を立ててどんな変化があったか、聞いた。最も多かったのが、「計画を立てて、実際に貯蓄するようになった」(36 歳/男性)、「子どものために保険に入った」(35 歳/男性)、「投資をはじめた」(30 歳/女性)など、具体的な行動を起こした、という回答だった。次に多かったのが、「あまりに収入が少ないことに愕然としたが、節約をしなければいけないという意識がしっかり確立した」(50 歳/女性)、「退職後の出金と資金のバランスが分かった」(56 歳/男性)など、見通しが立った、という回答と、「現実は厳しいとしみじみ感じた」(42 歳/女性)、「結婚や子どもを持ったのが遅いため、かなり節制していかなければ自分の老後の資金が足りなくなることが分かった」(55 歳/男性)など、現実
の厳しさを知った、という回答だった。また、「体調を崩し、予定通りの行動がとれなくなった」(47 歳/男性)、「家の購入などは計画通りだったが、老後の資金などはなかなか余裕がなく順調とは言えない」(49 歳/女性)という回答も挙がった。
一方、「マネープラン」を立てたことがなく、立てる予定もない人にその理由を聞くと、最も多かったのは「資金計画を立てられるほど収入がないから」(34 歳/女性)という回答だった。次に「先のことは分からないから」(40 歳/男性)と「面倒だから」(29 歳/男性)が続いた。他には「子どもがいないので、成り行きで構わないと思っているから」(48 歳/女性)、「予定通りになるか分からないから」(31 歳/男性)といった回答もあった。


【調査概要】
有効回答 20~59 歳の男女 705 名
調査方法 インターネットによるアンケート調査
調査期間 2014 年 12 月 12 日(金)~12 月 15 日(月)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[オウチーノ総研]
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