ソーシャルビジネス・社会起業家に関する認知度調査(20代・30代男女対象) 

2015年03月16日
NPO法人ETIC.は、ソーシャルビジネス・社会起業家に関する認知度調査を実施しました。
本調査は、セレスの協力を得て、同社が運営するポイントサイト・モッピーの登録者から抽出した全国の20代・30代の男女1,020名を対象としています。


【調査要約】

1. 「ソーシャルビジネス」または「社会起業家」という言葉を聞いたことがある20代・30代は6割を超えている。また、全体の6%は「詳しく知っている」と答えている。

2. 認知者のうち、58%が「ソーシャルビジネス」、「社会起業家」という言葉をテレビ経由で、40%がニュースサイト経由で認知している。

3. 20代・30代の若者の間で最も認知度が高かったのは、「日本ブラインドサッカー協会」の6.6%であった。以下、「大地を守る会」の4.2%、「エイズ孤児支援NGO・PLAS」の3.5%と続く。


【調査結果】

1. 「ソーシャルビジネス」または「社会起業家」という言葉を聞いたことがある20代・30代は6割を超えている。また、全回答者の6%が「詳しく知っている」と答えている。


問: 「ソーシャルビジネス」または「社会起業家」という言葉を知っていますか。

・「ソーシャルビジネス」または「社会起業家」という言葉を聞いたことがある20代・30代は6割を超えている。また、全体の6%は詳しく知っていると答えている。
・2013年の結果は、「詳しく知っている」が7%、「聞いたことがある程度」は57%となっており、2014年はわずかに認知度が低くなっている。
・女性よりも男性の方が「内容まで詳しく知っている」割合が高い。世代間では、男性20代と30代の間で、9%の差があった。女性では世代間の差はみられなかった。

2. 認知者のうち、57.5%が「ソーシャルビジネス」、「社会起業家」という言葉をテレビ経由で、39.8%がニュースサイト経由で認知している。

問: 「ソーシャルビジネス」、「社会起業家」をどういった経路で知りましたか。(複数回答、集計ベースは前問で「内容まで詳しく知っている」または「聞いたことがある程度」を選んだ回答者)

・20代・30代の若者のうち、58%が「ソーシャルビジネス」、「社会起業家」という言葉をテレビ経由で、40%がニュースサイト経由で認知している。
・テレビ・ニュースサイトに続く認知経路としては、雑誌(16%)や新聞(15%)が挙げられており、Facebook(8%)や、友人・知人(6%)、Twitter(8%)が続く。
・世代間で顕著な違いが現れたものとして「学校の授業」がある。男女ともに30代では回答がほとんど見られなかったのに対し、男性20代で7%、女性20代で5%が回答している。

3. 20代・30代の若者の間で最も認知度が高かったのは、「日本ブラインドサッカー協会」。

問:リストの団体・企業の中で、ご存じのものを全てお答えください。(30事業者のリストから複数回答)

ソーシャルビジネス認知度ランキング(n=1,020)
順位/事業者/認識率/前年度

1 日本ブラインドサッカー協会 6.6% → 1
2 大地を守る会 4.2% ↑ 6
3 エイズ孤児支援NGO・PLAS 3.5% ↓ 2
4 ビッグイシュー日本 3.3% ↑ 10
5 ココ・ファーム・ワイナリー 2.5% ↑ 6
6 NPO法人かものはしプロジェクト 2.3% ↓ 4
7 グラミン銀行(Grameen bank) 1.9% ↑ -
8 NPO法人フローレンス 1.7% ↑ -
9 株式会社スワン 1.4% ↓ 5
10 NPO法人ティーチ・フォー・ジャパン 1.3% ↑ -

・20代・30代の若者の間で最も認知度が高かったのは、「日本ブラインドサッカー協会」の6.6%であった
・以下、「大地を守る会」の4.2%、「エイズ孤児支援NGO・PLAS」の3.5%と続く。


■調査概要
調査方法:インターネットによる調査
調査対象:全国の20代・30代の男女1,020名(セレスが運営するポイントサイト・モッピー登録者から抽出)
対象者構成:男性20代254名、30代250名、女性20代259名、30代257名
調査時期:2015年1月15日(木)~22日(木)
実施機関:NPO法人ETIC.

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