『スマートフォンの利用』に関する意識実態調査 

2015年03月16日
ケイ・オプティコムでは20~50代のスマホユーザー500名に「『スマートフォンの利用』に関する意識実態調査」を行いました。

【調査結果】

■ 9割が「高い」と感じるスマホ代、理想と現実の差は約3,000円!?


はじめに、スマホユーザーに「ご自身が1カ月にスマートフォン利用のために支払っている平均金額(1名分、端末代+データ通信費+通話料)」についてどう考えているのかをたずねたところ、スマホ月額料金が「高いと思う」と考えているユーザーは88%という結果になりました。
実際に支払っている月額料金は「7,000円以上8,000円未満」が23%と最も多く、次いで「6,000円以上7,000円未満」(19%)、「8,000円以上9,000円未満」(13%)の順となりました。スマホユーザーの半数以上が7,000円以上のスマホ代を支払っているようです。一方、自分が目指したい「理想のスマホ月額料金」を聞いてみると、最も多かった回答は「4,000円以上5,000円未満」(22%)。「5,000円以上6,000円未満」(17%)、「3,000円以上4,000円未満」(15%)がそれに続き、多くのスマホユーザーには、スマホ月額料金の「理想」と「現実」に3,000円程度のギャップがある様子がうかがえます。年間で36,000円という、高級レストランディナーばりの金額が、スマホユーザーが夢見るコストカット分のようです。

■ Webサイト閲覧、通話、LINEしか使わない人が半数!? 「使わないアプリ有り」の声も

ほとんどのスマホユーザーが、毎月のスマホ代を「高い」と考えている。そんな「高い」スマホをきちんと活用できているのかも、気になるところです。
お手持ちのスマホをどのように活用しているのかスマホユーザーに複数回答形式で聞いてみたところ、「Webサイト閲覧」(79%)、「通話」(78%)、「無料通話・メッセージアプリ(LINE、Skype、カカオトークなどの利用)の使用」(59%)といった「スマホの基本」というべき機能がトップ3に。
一方で、「SNSの利用」(49%)や「ショッピング」(41%)、「動画視聴」(37%)などは2人に1人以下の利用にとどまり、昨今のスマートフォンの性能や利用環境の向上にも関わらず、意外に低い利用率となりました。
そこで、スマホユーザーに「スマホの機能」について具体的にたずねてみると「電話、メール、LINE、Web閲覧以外に興味がないから、そもそも他にどんな機能があるか知らない」(男性・27歳)、「いろんなアプリはあるけど、ひとつも使っていない」(女性・49歳)など、購入したスマホや、あらかじめインストールされているアプリの機能を実はよく知らないという意見も。忙しい生活を送っている大人のスマホユーザーの中には、スマホをいまひとつ使いこなせておらず「コスパが悪い」状態に陥っている方も多いのかもしれません。

■ 格安スマホ、74%が興味あり…一方「通信速度」「つながりやすさ」「エリア」に不安

そんなスマホユーザー達にとって、最近話題の「格安スマホサービス」は1つの手段になるでしょう。
はじめに「格安スマホ」サービスについて知っているかどうかをたずねてみると「よく知っている」と回答したのは4人に1人だけ(25%)。「『格安スマホ』という言葉を聞いたことがあるが、サービス内容についてはよく知らなかった」という方が65%を占める結果になりました。
また、まだまだ利用率の低い「格安スマホ」に、不安を感じている人の多さも予想されます。「格安スマホ」の利用に際し「不安に感じているポイント」についてたずねてみると、1位は「通信速度」(54%)、2位は「回線のつながりやすさ」(52%)、3位は「通信エリア」(42%)が続き、大手キャリアの回線を使用しているMVNOであれば解消できるポイントにも関わらず、「不安」と考えてしまっている人が多く見受けられる結果になりました。
そこで「格安スマホ」についての説明をご覧いただいた上で利用意向を問うと、74%が「格安スマホ」に興味ありという結果に。多くのスマホユーザーにとって、使い方によってスマホ月額料金を減らせる「格安スマホ」は料金の面で魅力的に映るようです。


【調査概要】
調査名:スマホユーザーの「スマートフォンの利用」に関する意識実態調査
調査期間:2015年2月27日(金)~3月2日(月)
調査対象:20~50代のスマホユーザー男女500名 ※年代別に均等割り付け
調査方法:インターネット調査

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[ケイ・オプティコム]
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