高齢者の“やわらか食”の使用実態調査(ケアマネジャー対象) 

2015年03月12日
レトルトや冷凍、缶詰、フリーズドライといった様々な形状の“やわらか食”が、食品メーカーから各種販売されています。それらの“やわらか食”が、実際に介護現場でどの程度活用されているのか、ケアマネジメント・オンラインの会員ケアマネジャーに実態調査を行いました。
調査期間は2015年2月25日~3月4日で、433名から有効回答が得られました。

【調査結果ポイント】

○“やわらか食”を継続的に購入している利用者は1割未満

○“やわらか食”が適しているのに、購入に至らない利用者がいる

○ケアマネが重視するのは「味・価格・種類の多さ」

○「本人」よりも「家族」による購入が多い


【調査結果詳細】

○“やわらか食”を継続的に購入している利用者は1割未満
担当している利用者のうち、“やわらか食”を継続して購入している人の割合をたずねたところ、「1割未満」と答えたケアマネジャーが76.0%で最も多く、次いで「1割以上3割未満」(18.0%)が続きました。
担当利用者のなかに占める、“やわらか食”を継続購入している人の割合が3割未満のケアマネジャーが大多数を占めることがわかりました。

○“やわらか食”が適しているのに、購入に至らない利用者がいる
次に、担当している利用者のうち、“やわらか食”を継続して利用したほうがよいと思う利用者がどれくらいいるかたずねたところ、「1割未満」と答えたケアマネジャーは60.7%、「1割以上3割未満」と答えたケアマネジャーは31.2%いました。
上述の設問の回答と比較すると、“やわらか食”を継続購入したほうがよいと思う利用者がいながらも、実際には購入に至っていない利用者がいることが推測されます。

○ケアマネが重視するのは「味・価格・種類の多さ」
ケアマネジャーが利用者やその家族に“やわらか食”を勧めるうえで基準としていることの上位は、「食べておいしいこと」(78.8%)、「価格が1個300円以下」(74.8%)、「様々な味やメニューがあること」(73.2%)でした。
反対に、調理法の簡便さや保存方法は、味や価格に比べるとそれほど重要でないことがわかりました。

○「本人」よりも「家族」による購入が多い
“やわらか食”を実際に購入している世帯として最も多かったのは「要介護4~5で家族と同居している世帯」(36.0%)で、次が「要介護4~5の高齢者夫婦世帯」(25.4%)でした。
また、実際に購入している人物も、「同居の家族」(55.9%)や「配偶者」(35.3%)が多く、「利用者本人」が購入するケースは20.8%でした。
利用者本人のために別の食事をつくることが困難な同居家族が“やわらか食”を活用していると推測されます。


【調査概要】
調査期間:2015年2月25日~2015年3月4日
調査方法:インターネット調査
調査対象:「ケアマネジメント・オンライン」の会員ケアマネジャー
回答数:433名

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