飛行機のマナーに関する意識調査 

2015年03月04日
エクスペディアジャパンは、10代~60代の男女500人を対象に、飛行機のマナーに関する意識調査を実施。

【調査結果】

全体の半数以上が後ろからシートを蹴る客を迷惑だと感じている!
女性の手荷物量に男性はイライラ?!


Q:飛行機に乗る際に、飛行機内で迷惑だと思う客はどんな客ですか?

1位には男女ともに「後ろからシートを蹴る」という回答があがりました。続いて「匂いがきつい」「背もたれを深く倒してくる」「子供の面倒を見ない」という結果となり、ほぼ、男女とも同順位で続いています。
全体を通しては女性の方が「迷惑行為」と回答する数が多く、男性よりも周りの環境や外的なものに対して過敏だである様子が伺えます。
一方で、「手荷物が多すぎる」という回答においては、「迷惑」と感じている男性が女性の2倍いるという結果になりました。男女で手荷物の量が違うことから、この結果が出たものと考えられます。

【日米比較編】 日米の差がもっともあらわれたのは「背もたれを深く倒してくる」だった!

Q:飛行機に乗る際に、飛行機内で迷惑だと思う客はどんな客ですか?(SA)

日米ともに、 1番迷惑な行為として「後ろからシートを蹴る」を挙げています。狭い機内だからこそ少しでもゆっくりしたいと思うのは日米共通の感覚であることが分かります。また、「匂いがきつい」も同様に上位3位にランクインしました。
一方で、日本人とアメリカ人の回答の差が開いたのは、 「背もたれを深く倒してくる」 と「イヤフォンからの音漏れ」でした。日本人の迷惑だと思う行為3位にランクインしている背もたれを深く倒す行為は意外とアメリカ人にとって当たり前の行為であったり、日本人が気にしないイヤフォンの音漏れは意外とアメリカ人の気に障っていたりと、価値観の違いが現れる結果となりました。
総じて、日本人はパーソナルスペースを占領されることに嫌悪感を感じ、アメリカ人は子供の騒ぎ声や音漏れなどのノイズに対して不快感を感じる傾向にあるようです。意外と迷惑だと思っていないことが相手の迷惑になっているかもしれないため、特に国際線などでは気をつける必要がありそうです。

やっぱりNo!といえない日本人 70%が迷惑な客に遭遇しても文句が言えない

Q:他の日本人、もしくは外国人客に迷惑な行為をされた場合、文句が言えますか? (SA)

日本人に対し、日本人と外国人それぞれに迷惑な行為をされた場合、文句を言うことができるかという質問を行いました。もともと他人に対して文句を言えないイメージが強い日本人。案の定、日本人客に対して迷惑な行為をされた場合は、半数を上回る約6割の人が文句を言えないと回答しています。特に相手が外国人だった場合にはその傾向が顕著で、7割がノーと言えないことから、日本人は自国の相手にはもちろん外国人に対してはますますシャイで内気になってしまうようです。
ちなみに、2009年にヨーロッパ、アメリカ、アジアの約4万軒のホテルに在沖するシニアマネージャーにアンケートをとった結果、最も苦情の少ない国に日本が、最も多い国に米国が選ばれており、この結果からも日米の違いが浮き彫りとなっています。

【番外編-ホテル-】 約6割の人が、ホテルでの迷惑な行為一位に“夜に部屋で騒ぐ”と回答!

Q:ホテルを利用される際に、ホテル内で迷惑だと思う客はどんな客ですか?(SA)

上位5位全ての答えが、“騒ぐ”や“音漏れ”など、騒音にまつわる問題となっています。また、「人目をはばからずいちゃついている」客に対して男女ともに10代が1番多く迷惑だと答えている他、10代~20代の女性を中心に約6%の人が「ナンパをしてくる」客と回答しており、女性特有の悩みも伺えます。


【調査概要】
サンプル数:計480名(スクリーニング 9,820名)
年齢: 社会人10代~60代の男女
調査方法:インターネットリサーチ
調査会社:楽天リサーチ

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[エクスペディアジャパン]
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