「電気自動車」に関する意識調査 

2015年03月09日
パーク24は、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に実施した、「電気自動車」に関する意識調査についてのアンケート結果を発表。

【調査結果トピックス】

①  燃料でクルマを選ぶなら半数は「ガソリン」、次いで「電気」が17%

②  ドライバーは電気自動車1回の充電での走行距離は「50km以下」と認識

③  価格が手ごろになれば「電気自動車」を購入


【調査結果】

①燃料でクルマを選ぶなら半数は「ガソリン」、次いで「電気」が17%
クルマを燃料で選ぶ場合、半数が「ガソリン」と回答しました。次いで「電気」が17%、「水素」が13%となりました。全体でみると「ディーゼル」は10%で「プラグインハイブリッド」の11%よりも低い割合になっているものの、中国地方では「ガソリン」に次いで、5人に1人が「ディーゼル」と回答しています。
また、年代別にみると、年齢が上がるにつれ、「ガソリン」を選ぶ割合は減っており、「電気自動車」や「水素」など、環境に配慮するクルマを選ぶ傾向が見られました。

②電気自動車1回の充電での航続距離は「50km以下」と認識
1回の充電で電気自動車がどれくらい走ることができると認識しているか、具体的な数字で回答してもらったところ、94%が「50km以下」の数字を回答しました。
現在販売されている電気自動車の、一充電当たりの航続距離は180km~220km(JC08モード※)ですが、この距離数の範囲を回答した人は、わずか0.7%にとどまり、一般のドライバーには、電気自動車の正確な情報があまり知られていないことが分かりました。

※JC08モード:国土交通省審査値。実際の走行と同様に、細かい速度変化で運転し、エンジンが暖まった状態だけでなく冷えた状態からもスタートする燃費の測定方法。

③価格が手ごろになれば電気自動車」を購入
電気自動車がどうなったら購入するかを聞いたところ、4割が「価格が手ごろになったら」と回答しました。次いで「航続距離に不安が無くなったら」が23%、「充電ステーションが増えたら」が20%、「好きな車種があったら」が14%となっています。
その他の回答では、「充電時間の短縮」や、「電気自動車の購入は考えていない」などが挙がりました。

電気自動車の保有台数は、2013年3月末現在54,757台(一般社団法人次世代自動車振興センター調べ)と、3年間で約6倍に増えている一方で、2013年の自動車保有台数7,600万台(一般財団法人 自動車検査登録情報協会調べ)から見ると、保有率は0.1%未満にとどまっています。
電気自動車の保有率が低い要因として、価格はもちろんのこと正しい情報が認知されていないことが想定されます。電気自動車に触れる機会を増やすことが、認知拡大の一つのきっかけになるかもしれません。


【調査概要】
・調査対象:タイムズクラブ会員
(2014年1月1日以降に入会し、かつ、2014年9月または10月のタイムズ駐車場利用者)
・調査機関と方法 : 2014年12月22日~12月28日 非公開型インターネットアンケート
・有効回答者数 : 6,906名

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[パーク24]
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