大手企業のOJT現状についての調査 

2015年02月24日
アルーは、大手企業のOJT現状についての調査を実施。

【調査結果】

■OJT後の新入社員の成長「全体の8割以上が新入社員の成長を実感」
指導している新入社員の成長について調査したところ、全体の8割以上が新入社員の成長を実感していることが分かった。また、上司よりも直接指導にあたっているOJTトレーナーの方が「計画を上回る成長」と回答する割合が高く、より新入社員の成長を実感している傾向が見られた。一方、全体の約2割は、新入社員の育成・成長が計画通りに進んでいない、課題が残る結果となっている。

■新入社員研修とOJTの連動「新入社員研修とOJTの連動は必要不可欠」
新入社員が受講している(してきた)研修の内容の共有と指導への活用について調査した結果、「共有されており、内容を踏まえて指導」は約半数にとどまり、人事部門の企画通りにOJTが実施されているとは言い難い状況となった。

■上司に期待するサポート「育成を大事にする職場風土づくり」「周囲の協力体制づくり」
OJTトレーナーが新入社員を指導していく上で、職場の上司に期待することについては、1位「育成を大事にする職場風土づくり」、2位「周囲の協力を得られる体制づくり」となり、OJTトレーナー自身の「業務支援」や「指導方法の伝授」より、環境・周囲へのアプローチを求めていることがわかった。
新入社員育成、OJTの成功には、新入社員研修やOJTトレーナーの指導スキル向上だけではなく、職場全体で育成に取り組む環境づくりが重要である。その重要な役割を担う、管理職の意識醸成が成功の鍵を握るといえる。


【調査概要】
調査目的:今後のOJT施策を効果的に行い新入社員の育成を成功に導くため
調査対象:従業員数1,000名以上の企業
調査方法:インターネットによるランダム調査
調査発表:2015年2月23日

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[ドリームニュース]
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