新生活のインターネット環境に関する意識調査 

2015年03月05日
イードは、新生活シーズンにあたり、新生活(引越し)を始める予定の人に対して4回目となる「新生活のインターネット環境に関する意識調査」を実施。

【調査TOPICS】

■新生活に見直したいもの、「インターネット」が変わらず1位
新生活(引越し)に見直したいものは4年連続で「インターネット(回線事業者、プロバイダーを含む)」(47.2%)となりました。

■「固定インターネット」よりも「モバイルインターネット」の利用意向が上回る
今後利用したいインターネット回線については一昨年、昨年と同様「モバイルインターネット(WiMAXやY!mobile[旧EMOBILE]など)」(36.0%)が1位となり、利用意向は拡大しています。

■モバイルインターネットの利用意向は、4年連続でWiMAXが1位
今後利用したいモバイルインターネットでは、「WiMAX」が1位。次いで「Y!mobile 4G[旧EMOBILE]」、「NTT ドコモ Xi」、「SoftBank Hybrid 4G LTE」と続きました。「WiMAX」を利用したいと思った理由は、「月間データ通信量による通信速度の制限がない」(69.9%)が最も多く、高い支持を集めた結果となりました。

■「通信速度制限」の認知度、前年の約7割から約8割強に
モバイルインターネットで1ヵ月における7GBを超えると通信速度が抑えられるなどの「速度制限」については、全体の85.8%が知っていると回答。また全体の半数以上は、こまめなデータ通信量の確認やWi-Fi利用など何かしらの対応をしていることが分かりました。一方で、32.2%は速度制限を知っているが気にしていない(対応をしていない)と答えています。

■スマホの大画面化が進んだ2014年、Webサイト閲覧やSNSなどに次いで「写真・動画の撮影」「動画の視聴」の利用が約5割
「スマートフォンをどのような用途で利用したいか」については、「Webサイトの閲覧」や「LINE、Twitter、FacebookなどSNSの利用」など実用的な用途に次いで、「カメラとして写真・動画の撮影」(52.2%)と「動画(YouTubeなど)の視聴」(46.0%)が続き、5割近くの回答を得ました。2014年は、9月に登場したAppleのiPhone 6/6 Plusをはじめ、スマホの大画面化が話題になった1年でした。ユーザーも「きれいで大画面のディスプレイ」を求め、「写真や動画の撮影、動画の視聴」などをよく利用する傾向にあることが分かりました。

【調査結果詳細】

■新生活に見直したいもの、「インターネット」が変わらず1位
現在契約しているサービスのうち新生活(引越し)に見直したいものは4年連続で「インターネット(回線事業者、プロバイダーを含む)」(47.2%)となりました。次いで「CS放送・CATV等の有料放送」(24.4%)、「新聞社」(22.0%)となっています。

■「固定インターネット」よりも「モバイルインターネット」利用意向が上回る
現状のインターネット利用形態について、「固定回線(光ファイバー、CATV、ADSLなど)」のみを利用していると答えた人は55.6%、それに対して「モバイルインターネット(WiMAXやY!mobile[旧EMOBILE]など)」のみの利用は15.6%となりました。今後利用したいインターネット回線については、「モバイルインターネット(WiMAXやY!mobile[旧イー・モバイル]など)」(36.0%)が、「固定回線(光ファイバー、CATV、ADSLなど)」(34.2%)を一昨年、昨年と同様に上回り、4年連続で利用意向は拡大しています。

■モバイルインターネットの利用意向は4年連続でWiMAXが1位。2位は「Y!mobile 4G」
現在契約しているモバイルインターネットを尋ねたところ、「WiMAX」のシェアが43.8%で1位となり、次いで「Y!mobile 4G[旧EMOBILE]」(24.8%)となりました。そして、今後利用したいモバイルインターネットについても、1位は4年連続で「WiMAX」(53.0%)、2位が「Y!mobile 4G[旧EMOBILE]」(29.8%)となりました。次いで「NTTドコモXi」(28.6%)、「SoftBank Hybrid 4G LTE」(22.6%)と続きます。現在契約しているサービス、今後利用したいサービスともに、上位2社は4年間不動の結果となりました。
Q.現在利用している通信会社結果
また、各サービスにおける今後利用したいと思った理由(複数回答)を尋ねると、「WiMAX」は昨年同様に、「月間データ通信量による通信速度の制限がない」(69.9%)が特に高い支持を集め、さらに「月額利用料金の安さ」(53.4%)も半数以上を占めました。また、2位の「Y!mobile 4G[旧EMOBILE]」では、「月額利用料金の安さ」(63.6%)を最も多くの人が選択理由に挙げたほか、「NTT ドコモ Xi」については「高速通信エリアの広さ」(41.4%)、「SoftBank Hybrid 4G LTE」は「月額利用料金の安さ」(49.3%)を選ぶ理由となっているようです。

■「通信速度制限」の認知度は、約8割強に拡大。こまめなデータ通信量の確認やWi-Fi利用で対応
データ通信の高速化が日増しに進んでいますが、ほとんどのサービスが“使い放題”というわけではなく、サービスによっては、月のデータ通信量が7GBを超えると通信速度が制限されるなどの「速度制限」が設けられています。この「速度制限」については、全体の85.8%が知っていると回答。また全体の半数以上はこまめなデータ通信量の確認やWi-Fi利用など何かしらの対応をしていると答えています。一方、32.2%は速度制限を知っているが気にしていない(対応をしていない)と答えました。

■スマホの大画面化が進んだ2014年、Webサイト閲覧やSNSに次いで「写真・動画の撮影」「動画の視聴」の利用が約5割
今回は新たに「スマートフォンの端末を選ぶときに重視するもの」について尋ねたところ、「バッテリーの持ち時間」(61.8%)、「デザイン(外観)のよさ」(39.6%)、「端末価格の安さ」(39.2%)が上位を占めました。これに続き、「画質のよさ(きれいさ)」(35.6%)と「画面(ディスプレイ)が大きいこと」(32.4%)がそれぞれ3割以上の回答を集めました。
「スマートフォンをどのような用途で利用したいか」については、「Webサイトの閲覧」(69.2%)、「LINE、Twitter、FacebookなどSNSの利用」(66.8%)、「Eメールの利用」(65.6%)といった実用的な用途が上位に。ここに、「カメラとして写真・動画の撮影」(52.2%)と「動画(YouTubeなど)の視聴」(46.0%)が続き、5割近くの回答を得ました。
2014年は、9月に登場したAppleのiPhone 6/6 Plusに代表されるように、スマホの大画面化に注目が集まりましたが、ユーザーも「きれいで大画面のディスプレイ」を求め、「写真や動画の撮影、動画の視聴」などをよく利用する傾向にあることが分かりました。今後、こうしたスマホでの「動画視聴」の機会が増加することにより、ユーザーは通信速度制限に対する意識がさらに高まることが考えられます。


【調査概要】
調査名:新生活のインターネット環境に関する意識調査
調査期間:2015年2月6日(金)~2015年2月12日(木)
調査対象:男女18~40歳、全国、2015年春に新生活(引越し)を始める予定の人
有効回答者数:本調査500名

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