「インターネットでの一般用医薬品購入」に関する調査 

2015年02月27日
くすりの適正使用協議会は、インターネット販売解禁後の一般市民の意識と行動を明らかにするため、昨年6月以降にインターネットで一般用医薬品を購入した経験がある人500名を対象に調査を実施。

調査結果から、利用者は医薬品を選ぶポイントとして副作用や飲み合わせには関心が低く、圧倒的に価格を重視しており、購入サイトに関しては店舗の情報よりも、属しているオンラインモールの大きさで選択していることなどが分かりました。

インターネットでの購入においても医薬品は一般消費材と異なることを意識し、“医薬品リテラシー”をつけた上で利用する必要性が今回の調査により確認されました。 
*医薬品リテラシー:医薬品の本質を理解し、医薬品を正しく使用する能力

【調査結果】

■Point1 購入にあたり重視するのは、副作用や飲み合わせ等よりも「価格」
・インターネット販売で一般用医薬品を選ぶポイントは圧倒的に「価格」。本来重要視すべき副作用や飲み合わせは考慮されない傾向に。

■Point2 販売サイトの選択ポイントは、店舗の情報よりも「属しているオンラインモール」・6割以上がサイトを運営する店舗(薬局)の詳細よりも、販売サイトが属しているオンラインモールを基準にサイトを選択。

■Point3 インターネット販売に関する知識が不足
・インターネット販売が出来る薬局には、実際の店舗があることを知らない人が約8割。
・インターネット販売を行う店舗は厚生労働省HPの一覧で確認出来る事を知らない人が約6割。

【参考】 インターネット販売の今後の利用意向は高く、 特に若年~中年男性にリピーターが多い
・約65%が今後も積極的に一般用医薬品のネット販売を利用したいと回答。
・特に20代~40代の男性が、リピーターとして一般用医薬品のインターネット販売を利用。


【調査概要】
調査方法 : インターネット調査(ネオマーケティング)
実施期間 : 2014年12月19日(金) ~ 2014年12月22日(月)
調査対象者: 2014年6月以降にインターネットで一般用医薬品を購入したことがある20-60代の男女:500名

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
リンク先リサーチPDF
[くすりの適正使用協議会]
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