アルバイト探しに関するアンケート調査(学生対象) 

2015年02月27日
インテリジェンスが運営する求人情報サービス「an」は、全国の学生・男女200人を対象に、初めてのアルバイト探しに関するアンケート調査を実施。

春は人材の入れ替えが発生しやすく、多くの新入生が初めてのアルバイト探しを行う時期でもあります。企業や店舗が初めてアルバイトを経験する学生を採用した時に気を付けるべきことを調べるため、実態を調査・分析しました。

■指導で気を付けるべきは「仕事の詰め込み過ぎ」と「放置」

初めてのバイトで一番戸惑ったことを聞いたところ、「いきなりたくさんのことを覚えさせられる」(35.5%)が最も多く、次に「仕事を詳しく教えてもらえなくて、何をしてよいかわからない」(29%)という両極端な結果となりました。

「いきなりたくさんのことを覚えさせられる」を選んだ理由として、「一度に覚える仕事が多く、メモをしながら仕事をしていてもなかなか思うようにできなかったため」や「必要なことだと割り切ってはいるけれど、やっぱり頭がパンクしそうになる」などの声があることから、採用側は新人のペースに合わせて覚える仕事量を調節し、徐々に増やしていく指導方法を取ることが重要だと思われます。

逆に「仕事を詳しく教えてもらえなくて、何をしてよいかわからない」を選んだ方の声としては、「特別な説明もなしに、いきなり段階も踏まずに全てのことをこなすように言われた」や、「何をしていいかわからないのは仕事がきついことよりもつらい」などがあるので、新人に仕事を教える担当スタッフを明確にして、放置しない状況を作るなどの対策も必要なのではないでしょうか。

■一番重視するのは「通いやすさ」で、無理なく働きたい

初めてのバイトで一番重視する条件を聞いたところ、「家や、学校から通いやすい」(38.5%)が最も多く、次に「自分にもできそう」(30.5%)という結果となりました。「時給が良い」(19.5%)は3位となり、稼ぐことよりも無理のない勤務を重視している傾向があることがわかります。

「自分にもできそう」を選んだ方の声に、「初めてということで、当時高校生だった自分にも仕事が成り立つのかどうかという不安が大きかった」とあり、初めてアルバイトを経験する学生は自分が仕事を満足にできるか不安に思っていることが分かります。新人の指導の際には、そのような不安を解消してあげながら、小さくてもできる仕事を徐々に増やしていくようにコミュニケーションを取ることが重要です。


【調査概要】
調査地域:全国
調査対象:学生・男女
調査期間:2015年1月27日~2月5日
有効回答数:200サンプル

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[an]
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