記事ネタにする事・欲しい情報、取材対応の際に困っている点に関するアンケート調査(記者対象) 

2015年02月26日
広報PR支援事業のバリュープレスは、プレスリリース配信サービスValuePress!に登録している記者を対象に、【記事ネタにする事・欲しい情報、取材対応の際に困っている点に関するアンケート調査】を実施。

【調査結果】

■プレスリリースからネタを探す記者は96%
「取材対象のネタ探しはどこで行いますか?(複数回答可)」という質問に対し、96%の記者がプレスリリースと回答しました。また、そのうち23%の記者が「プレスリリース(だけ)で記事を書く」と回答。
フリー回答には、「新商品などの発表の際は、従来の商品とどう違うのか、どういった特長があるのかを比較検討しやすいように表現してほしい。そうでなければどの程度のニュース価値があるものなのかを判断できない」「裏話や秘話などもあれば盛り込んでほしい」など、プレスリリースへの要望が挙がりました。

■46%の記者が「写真が不足している」と回答
「日頃受け取るリリースに、不足していると感じる項目(福複数回答可)」について質問したところ、4割以上の記者がプレスリリースに「写真(46%)」「背景(40%)」「ソースの資料やデータ(40%)」が不足していると感じていることがわかりました。
フリー回答には、「高解像度の写真等をお願いしても届かない、または時間がかかるケースがあるので、リリースに高解像度の写真を添付、またはダウンロードできるようにしてほしい」という意見がありました。

■半数以上の記者が「担当者がつかまらない」で困っている
「記事を書くとき、 リリース以外の情報を得る手段は?(複数回答可)」という質問に対し、「企業担当者への電話取材(57%)」、「メール取材(52%)」が半数を超えました。
「追加取材等で企業担当者にコンタクトを取るときに困っていることについて」の質問に対し、半数以上の記者から、「企業担当者がつかまらない(57%)」、「返信・折り返しが遅い(57%)」、「問合せフォームしかない(44%)」という回答がありました。

フリー回答には、「電話はつかまりにくいことがあるので、担当者のメールアドレスがあると助かります」「問い合わせフォームしか手段がないと、連絡しようという気持ちが薄れます。電話で受け付けてほしいと思います」「プレスリリースを配信した当日、出張等で広報担当者や研究担当者が不在となっているケースが見受けられます。こうしたケースについては、当日の掲載を見送ったり、掲載しなかったりすることにつながりかねません。ご都合があるかと思いますが、社内の連絡体制が当日にきちんと機能するか留意した上で、プレスリリースを送っていただければ幸いです」などの意見が挙がりました。

■関心をもった企業の動向をチェックするのは38%
一度掲載をした企業及び、プレスリリースを見て興味を持ったが何らかの理由で掲載を見送った企業のその後の動向をチェックする記者は38%という結果になりました。

96%の記者が記事ネタ探しに使うプレスリリース。77%の記者が、プレスリリースのみで記事を書かず、追加取材をしています。しかしながら、追加情報を得るため、企業の担当者とコンタクトを取る際、担当者がつかまらなくて困っている記者が半数以上いるという結果に。プレスリリースは一方的に配信するだけでなく、メディアとのコミュニケーションの始まりだと考え、その後の問合せに対しての迅速な対応が求められていることがわかりました。

また、一度掲載をしたり興味を持った企業についての動向をチェックしている記者が38%いることから、その後の情報発信も重要です。記者はリリース、取材依頼、プレスイベントなどの企業側からのアプローチで情報を得るだけではなく、企業のコーポレートサイトやSNS、他メディアの掲載記事チェックなどで、新情報以外の動きもチェックしています。コーポレートサイトの充実や、SNSでの発信も意識することが求められています。


【調査概要】
調査期間:2015年1月26日(月)~1月29日(木)
対象者:ValuePress!のリリースを受信する記者
サンプル数:113名

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[バリュープレス]
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