実店舗における携帯電話の使用調査(23か国の携帯電話ユーザー対象) 

2015年02月24日
GfKは23か国の携帯電話ユーザーに対し実店舗における携帯電話使用について調査を実施し、その結果を発表。

【調査概要】

・携帯電話を使用して店頭で価格比較している割合はグローバルでは4割。日本では約3割。

・日本では20歳代の4割が店頭でインターネットの価格比較を実施。


【店頭における携帯電話の使用用途】

携帯電話ユーザーに店頭で携帯電話を使用してどのようなことを行っているかを尋ねたところ、グローバル(23か国全体)では、「価格比較」と「友人や家族にアドバイスを貰う」の割合が最も高く、それぞれ40%に達しました(図1)。次いで「購入検討製品の写真を撮る」が36%占めました。日本の状況をみると、「価格比較」が29%を占め最多となり、「製品情報取得のためにバーコードやQRコードをスキャンする」が18%で続きました。また、「購入検討製品の写真を撮る」は17%、グローバルではトップであった「友人や家族にアドバイスを貰う」は16%にとどまりました。各設問において日本の値はグローバルを下回っており、店頭で携帯電話を使用することに対して積極的でない状況が伺えました。

【店頭における価格比較】

店頭で携帯電話を使用して価格比較するとした割合を年代別にみると、20歳代が最も高く、グローバルでは20歳代の49%を占めました。日本の状況をみると、20歳代では40%、30歳代では36%、15-19歳では32%に達したのに対し、50歳代、60歳以上では15%以下にとどまりました。また、男性の方が女性より価格比較を実施している割合が高いことが明らかになりました。さらにこの「価格比較」の割合を国別にみると、日本では29%でしたが、韓国では59%、中国では54%、トルコでは53%に達しており、インターネット上での価格競争が日常的に店頭に持ち込まれている状況が明らかになりました。


【調査概要】
・調査国:世界23カ国(アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、インド、インドネシア、イタリア、日本、メキシコ、ポーランド、ロシア、南アフリカ、韓国、スペイン、スウェーデン、トルコ、イギリス、ウクライナ、アメリカ合衆国)
・調査対象:15歳以上の携帯電話使用者(※)約25,000人
・調査方法:インターネット調査および対面調査  調査時期:2014年夏
(※)スマートフォン利用者とフィーチャーフォン利用者を区別せず携帯電話利用者とした

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[ジーエフケー マーケティングサービスジャパン]
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