“認知症”に関する意識調査(30~60代以上の女性) 

2014年02月24日
カーブスジャパンは、30~60代以上の女性 516 名を対象に、近年急激に増加している“認知症”に関する意識調査を実施。
本調査は、高齢化社会に伴う認知症への意識の高まりを受け実施したものです。認知症を有する高齢者は2010年の段階で、226 万人ですが、2020 年には 325 万人まで増加するとされています。(※) 認知機能低下は加齢とともに低下し、基本的な日常活動を実行する上で困難を生じさせます。カーブスは認知症に対する意識を明らかにし、予防策を提示することで、健康長寿社会に近づけたいと考えています。 (※)厚生労働省 HP「みんなのメンタルヘルス」より

<意識調査の主な結果>

【認知症について】

■将来、認知症発症への「不安がある」(79.7%)にも関わらず、9 割近く(88.1%)の人が「特に予防対策をしていない」。

■特に予防対策を行っていない人の理由は、「したいと思うが対策法がわからない」 がわからない」が約 6 割も!

■予防法として最も多く行っている対策は「パズル・ゲーム・脳トレ」(13 人)、次いで「運動」(8 人)「コミュニケーションをとる」「趣味」「ゆびを動かす」(いずれも 6 人)など。


【運動について】

■普段、定期的に「有酸素運動」を行っている人は全体の 28.5%だが、「筋力トレーニング」を行っている人は16.3%と少ない傾向が。「筋力トレーニング」を行っていない主な理由としては「時間がない(64 人)」「やり方がわからない(39 人)」「続かない(38 人)」。

■年代別では「筋力トレーニング」、「有酸素運動」ともに 50代が最も多く、次いで 60代以上と、比較的年齢が高い方が定期的に運動を行っているという意外な結果に!

■「筋力トレーニング」と「有酸素運動」(サーキットトレーニング)を行うことで認知症予防に繋がることが実証されていることについて、約 2 人に 1 人が「認知症予防に繋がるのであれば実施したい」(55.2%)と、認知症予防対策へ高い意欲があることがわかった。


<調査結果>

【認知症について】

将来、認知症発症への「不安がある」(79.7%)にも関わらず、9 割近く(88.1%)の人が「特に予防対策をしていない」。

認知症に対して、発症への不安が「非常にある」が全体の 16.7%、「少しある」63.0%、「ほとんどない」16.1%、「全くない」4.3%という結果となり、約 8 割の女性が、認知症発症について不安を感じていることがわかりました。また、「非常にある」「少しある」と答えた人を年代別にみると 30 代 78%、40 代 84%、50 代 81%人、60 代以上 76%と、年代差はほとんど見られませんでした。
 さらに、認知症への不安が「非常にある」「少しある」と答えた人に、予防対策を行っているか聞いたところ、「対策をしている」人(11.9%)よりも、「特に何もしていない」人(88.1%)の方が圧倒的に多いことが判明しました。この結果から、どの年代の女性も、将来「認知症発症への不安がある」(79.7%)にも関わらず、9 割近く(88.1%)の人が「特に予防対策をしていない」という実態が明らかになりました。

特に予防対策を行っていない人の理由は、「したいと思うが対策法がわからない」 がわからない」が約 6 割も!

認知症予防対策を特に何もしていない理由としては、「したいと思うが対策法がわからない」(59.1%)が最も多く、次いで「まだ先のことなので今は何もしない」(41.4%)、「面倒なのでなにもしない」(8.8%)という結果となりました。これにより、“将来認知症に対して不安を抱えているが、何をすればよいがわからない をすればよいがわからない をすればよいがわからない”ので特に何も対策をしていない人 をしていない人が多いことが明らかになりました。

予防法として最も多く行っている対策は「パズル・ゲーム・脳トレ」、次いで「運動」「コミュニケーションをとる」「趣味」など

認知症予防対策を「している人」に、どのような対策を行っているかを聞いたところ、「パズル・ゲーム・脳トレ」(13 人)が最も多く、次いで「運動」(8 人)、「コミュニケーションをとる」「趣味を楽しむ」「ゆびを動かす」(いずれも 6 人)でした。

【運動について】

普段、定期的に「有酸素運動」を行っている人は全体の 28.5%だが、「筋力トレーニング」を行っている人は16.3%と少ない傾向が。「筋力トレーニング」を行っていない主な理由としては「時間がない(64 人)」「やり方がわからない(39 人)」「続かない(38 人)」。

普段の運動傾向を伺ったところ、定期的に「有酸素運動」を行っている人は 28.5%、「筋力トレーニング」を行っている人は 16.3%で、「筋力トレーニング」を定期的に行っている人が少ない傾向がでました。「筋力トレーニング」 トレーニング」を行わない主な理由は、「時間がない(64 人)」「やり方がわからない(39 人)」「続かない(38 人)」などの声が多く挙がりました。ウォーキング・ジョギング・サイクリングなど手軽に始められる有酸素運動と比べ、ダンベルやマシンなどの道具が必要かつ、筋力をつかうトレーニングは続けられる自信がないことから敬遠しがちな様子がうかがえました。
(※「筋力トレーニング」と「有酸素運動」両方行っている(11.6%)と答えた人も、それぞれ上記数値に含まれています。)
◇有酸素運動: ウォーキング・ジョギング・水泳・サイクリング・エアロビクスなど
◇筋力トレーニング: ダンベルやマシンを使用したトレーニング・腹筋・スクワットなど

年代別では「筋力トレーニング」、「有酸素運動」ともに 50代が最も多く、次いで 60代以上と、比較的年齢が高い方が定期的に運動を行っているという意外な結果に!

それぞれ年代別にみると、「筋力トレーニング」は上位から 50 代(37%)、60 代以上(27%)、40代(24%)、30代(12%)、「有酸素運動」も同じく上位から 50 代(33%)、60 代以上(32%)、30 代(18%)、40 代(17%)と、いずれも年代が高い方が定期的に運動を行っているという っているという っているという意外な事実が判明しました。この結果から、年代が上の方は健康への意識が高いことがうかがえます。

「筋力トレーニング」と「有酸素運動」(サーキットトレーニング)を行うことで認知症予防に繋がることが実証されていることについて、約 2 人に 1 人が「認知症予防に繋がるのであれば実施したい」(55.2%)と、認知症予防対策へ高い意欲があることがわかった。

「筋力トレーニング」と「有酸素運動」(サーキットトレーニング)を行うことで認知症予防に繋がることが実証されていることについてどのように感じるかを聞いたところ、「認知症予防に繋がるのであれば実施したい」(55.2%)、「認知症予防に繋がるのであれば実施したいが、面倒、もしくは続かないなどの理由から特に何もしない」(39.5%)、「認知症に不安がないので特に何もしない」(5.2%)との結果となりました。

「筋力トレーニング」と「有酸素運動」の両方を定期的に行っている人は 11.6%でしたが、この研究結果を受け、55.2%、全体の約 2 人に 1 人がサーキットトレーニングを「実施したい」と答え、認知症予防対策へ高い意欲があることがわかりました。

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