エンターテインメントに関する意識調査 

2015年02月20日
バンダイナムコゲームスは、「エンターテインメントに関する意識調査」を全国 20~69歳の男女 500 名を対象にインターネットで実施。調査結果は下記の通り、3 つのトピックが浮き彫りになりました (調査実施期間:2014 年 12 月 9 日~11 日) 。

【調査結果】

トピック①
家計収入におけるエンタメ費=“エンタメ係数”の平均は「11.5%」
楽しいエンタメにかける費用は、消費税増税でも「変わらない」(約 6 割)


家計の収入に対して年間にかけるエンターテインメント費用の割合“エンタメ係数”を聞いたところ、平均値は「11.5%」。「10%以下」が全体の約 7 割を占めるものの、30%を超える人も 1 割近くに上ります。その費用を 2013年と 2014 年とで比較してもらうと、全体の約 6 割が「変わらない」との回答でした。景気の変動や消費税増税がある中でも、自分の好きなものにかける費用は惜しまない傾向にあるようです。
そのエンターテインメントに求めるものは、「楽しさ」が圧倒的で 78.0%(複数回答)。以下、「心が豊かになる」(37.6%)、「ワクワクする」(37.2%)、「笑い」(36.6%)と続きました。

トピック②
お金をかけても惜しくない一番大切なエンタメがある人は「約 3 割」
年間「10~30 万円」を投入する人が最多


「お金をかけても惜しくない、一番大切なエンタメがあるか」の質問に、約 3 割が「ある」と回答。また、男性の 23.6%に対し女性は 36.0%と 12.4 ポイントも高くなりました。
「一番大切なエンタメは何か」を尋ねたところ(フリー回答)、「ライブ、コンサート」(19.5%)、「旅行」(18.1%)、「音楽・アーティスト」(10.1%)、「スポーツ」(10.1%)、「映画」(6.7%)の順になりました。中には「誕生日」や「子どもと遊ぶ」、「バイク」、「飲み会」などの回答もあり、日常生活の至るところに“エンタメ”は存在しています。
実際に使った金額では、年間「10~30 万円」と回答する方がピークで 23.5%。10 万円以上を使っている人は全体の 4 割、50 万円以上は 1 割以上を占めています。

トピック③
エンタメの楽しみ方に男女・世代の差!
~じっくり型の“ぼっちエンタメ”派の男性に対し、皆でわいわい楽しみたい“シェアエンタメ”派の女性
~“刺激追求”型の若年層と、“心の充足”型のシルバー層に二分


「エンタメを誰と楽しむことが多いか」の回答では、男女で興味深い違いが表れました。男性は「1 人」が半数近く(46.8%)と群を抜いて多く、以下「家族」(27.6%)、「妻」(11.6%)、「友達」(8.0%)。一方女性は「家族」(31.6%)がトップで、「1 人」は 24.4%どまり。「友達」(18.0%)、「夫」(12.8%)、「子ども」(8.0%)と続きます。
男性は自分のペースでひとりじっくり楽しみたい“ぼっちエンタメ”派、女性は誰かと一緒にわいわい盛り上がりたい・共有したい“シェアエンタメ”派が多いと言えます。

また、年齢によってもエンターテインメントへの意識の差が見られました。「これがエンターテインメント」と思うものを選んでもらったところ(複数回答)、1 位は各世代共通して「コンサート(ライブ)」。「テーマパーク」は 20 代~40 代で2 位ですが、50 代が 4 位、60 代は 6 位と、若い世代で人気です。逆に「旅行」は 60 代が 5 位、50 代は 6 位にランクインしていますが、20 代は 8 位以下の結果でした。
20 代・30 代だけランクインしたのは「ゲーム」、20 代は「マンガ・アニメ」もランクイン。日常を離れてイマジネーションの世界に遊ぶエンタメを他の世代より好む傾向が見られます。
刺激的なひとときを過ごしたい若年世代と、ゆったり満ち足りた時間を求めるシルバー世代、といった世代間格差が垣間見えるようです。


【調査概要】
調査目的:エンターテインメントに関する意識を探る
調査地域:全国
対象者条件:20~60 代の男女
調査手法:インターネット調査(協力:株式会社クロス・マーケティング)
実査期間:2014 年 12 月 9 日~11 日
サンプル数:500 人

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
リンク先リサーチPDF
[バンダイナムコゲームス]
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