防災に関する意識調査 

2015年02月16日
ニフティが提供する「シュフモ」は、利用者に対し、防災に関する意識調査を行いました。

調査の結果、防災対策の必要性は感じていても、実際に行っている対策では不十分と感じている人が過半数を占め、防災対策への必要意識と対策状況にギャップがあることが分かりました。また、幼い子どもを持つ親ほど、現在の防災対策に不安を感じていることや、災害時に利用するツールには、年代ごとに違いがあることが分かりました。

【調査結果トピックス】

1.防災対策の必要意識と対策状況にギャップ。必要性は感じていても、実際の防災対策については半分以上が不十分と感じている。
2.幼い子どもを持つ親ほど、現在の防災対策に不安を持っている。
3.災害時に利用するであろうツールは、全体では「メール」63.6%、「災害用伝言板」50.2%。20代ではソーシャルメディアが65.7%。

【調査結果の要旨】

1.防災対策の必要意識と対策状況にギャップ。必要性は感じていても、実際の防災対策については半分以上が不十分と感じている。

「防災対策の必要性を感じるか」の問いに対しては、93.3%が「とてもそう思う」「ややそう思う」と回答し、必要意識が高いことが分かった。一方で、現在行っている防災対策が十分でないと回答した人は58.5%となり、意識と実際の対策状況への満足度にはギャップが見られた。

実際に行っている防災対策は、「食糧の備蓄」「飲料水の備蓄」「避難場所の確認」がそれぞれ50%以上。「非常時の持ち出し品をまとめて準備」は38.1%と低いが、防災対策が十分でないと回答した人が“次に実施したいと思っている防災対策”として多く選んでいることから、物品ごとの備えとともに、まとめて準備しておくことの必要性を感じていることが見てとれる。

2.幼い子どもを持つ親ほど、現在の防災対策に不安を持っている。

「現在の防災対策は十分だと思うか」への回答を子どもがいると回答した人に絞ってみてみると、全体では「あまりそう思わない」「全くそう思わない」が59.7%であるのに対し、末子の年齢が0~2歳の場合には73.3%、3~5歳の場合は65.6%と、末子の年齢が低いほど、より現在の防災対策に不安を持っている傾向が見られた。

3.災害時に利用するであろうツールは、全体では「メール」63.6%、「災害用伝言板」50.2%。20代ではソーシャルメディアが65.7%。

災害時にどのようなサービスを利用するかという質問に対しては、全体では「メール」が63.6%と最も高くなった。年代別でみると、年代が上がるとともに高くなる傾向にあり、20代以下の場合には57.6%のところ、60代以上では67.3%となった。
次いで、「災害用伝言板」が50.2%となったが、「メール」と同様、年代が上がるとともに高くなる傾向が見られた。
また、SNS(Twitter、Facebook、LINE、Skype(TM)、ブログ)を利用すると回答したのは全体では36.2%だったが、20代以下は65.7%、30代では51.0%と、いずれも半数以上となった。


【調査概要】
・調査対象:主婦向け無料サービス「シュフモ」利用者
・有効回答数:6,141人(男性1,212人、女性4,929人)
・調査期間:2015年1月20日(火)~ 1月25日(日)
・調査方法:インターネットによるアンケート調査

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[ニフティ]
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