異物混入についての消費者実態/意識調査 

2015年02月05日
コミュニティサイト「みんなのプロジェクト」の登録メンバーを対象に異物混入についてのアンケート調査を行いました。
今回は特に異物混入の「経験者」と「未経験者」の意識の違いに注目した調査です。「経験者」と「未経験者」を比較すると、「経験者」の方が異物混入時の行動については穏やかですが、外食する店舗選びについては慎重になっているという結果が出ています。

【調査】

外食習慣 (単一回答) N=722
全体では「外食する」の回答が95.7%となりました。
年代別でみると、40代の「外食する」が最も高く99.0%となっています。
60代以上についても88.6%が外食をすると回答しており、年代を問わず、多くの回答者が外食をしている結果となりました。

外食の頻度 (単一回答) N=691
全体では「月に1回以上」が最も高く49.9%となりました。 
次いで「週に1日以上」の31.5%となっています。

外食時の異物混入経験  (単一回答) N=691
異物混入の「経験者」が51.5%、「未経験者」が48.5%となりました。

異物の内容  (単一回答) N=356
経験した異物の内容は「毛髪」が最も高く60.5%、次いで「虫」の19.7%、「ビニール」の8.8%となりました。 「歯」の回答は0%でした。

異物混入時の行動(「経験者」と「未経験者の想定回答」比較) 
 (単一回答) 経験者:N=356、未経験者:N=335
異物混入経験の有無で比較すると「そのまま食事を続ける」の差が大きく、「経験者」の23.0%に対して「未経験者」は7.2%の結果となっています。
全体的に「未経験者」の想定回答の方が「経験者」の実際の回答より厳しい内容となっています。

異物混入報道への関心度 (「経験者」と「未経験者」の比較)
(単一回答) 経験者:N=356、未経験者:N=335
異物混入の経験の有無で比較をすると大きな差はありませんが、「経験者」の関心がやや高い傾向が見られます。

異物混入報道後の店舗選びについての変化(「経験者」と「未経験者」の比較)
(単一回答) 経験者:N=356、未経験者:N=335
異物混入の経験の有無で比較すると、「変化はない」の「経験者」が39.9%に対し、「未経験者」は44.8%、「信頼のおける店舗を選ぶ」の「経験者」が27.2%に対して「未経験者」は21.5%、「報道の店舗を利用しなくなった」の「経験者」が26.4%に対して「未経験者」は21.5%となっています。
総じて「経験あり」回答者の方が店舗選びに慎重になっている傾向が読み取れます。

異物混入報道に対する意識(「経験者」と「未経験者」の比較)
(単一回答) 経験者:N=356、未経験者:N=335
経験の有無で比較すると、「ある程度は仕方ない」の回答が、「経験者」が43.8%に対し「未経験者」は30.1%となり、15.9ポイントの差が出ています。


【調査概要】
調査対象:「みんなのプロジェクト」登録メンバー(30~50代女性中心)
調査方法:WEBアンケート

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