小学生以下の子供を持つ夫婦の防犯意識調査 

2015年01月20日
美和ロックは、小学生以下の子どもを持つ全国の夫婦を対象に、男性の防犯意識に関するアンケート調査を実施、400人(男女200人ずつ)から回答を得ました。

【調査結果】

昨今、共働き世帯の増加などで家庭は女性が守るものなどの価値観がうすれ、男性も家事などに携わる要望が高まっています。平成21年度には55.3%の家庭が両親ともに働いている「共働き」世帯になっているなど、年々増加傾向にあります。こうした状況から、当社では小学生以下の子供を持つ夫婦を対象に、2014年12月、インターネットによる回答方式で実態の調査を実施しました。

当調査では、防犯意識が高い層ほど男女ともに家庭の満足度が高くなる傾向があることがわかりました。特に警察庁「住まいの防犯対策」、国土交通省「防犯設計指針」でも推奨の防犯対策である、1つのドアに鍵(錠前)を2つ設置する「1ドア2ロック」を自ら実践している父親を「防犯パパ」としたところ、家庭の満足度について「満足している」という「防犯パパ」が45.6%にのぼったのに対して、「1ドア2ロックを知らない」父親では、26.9%と20ポイント近い差がでました。また「満足している」「やや満足している」を足した数値でも95.0%と80.7%と大きな差があらわれ、防犯意識と、家庭の満足度に正の相関があることがわかりました。

また、夫の防犯意識の変化についても尋ねました。子供ができてから「防犯への意識が高まった」「防犯への意識がやや高まった」と回答した父親はそれぞれ33.0%、50.0%と合わせて83.0%にのぼりました。子供が生まれると、防犯に気を使いだすようにかわっていく父親の姿が読み取れます。

一方の妻サイドの意見でも、「防犯パパに好感がもてる」かという質問に対し、「そう思う」「ややそう思う」で合わせて90.0%と、女性目線からみても防犯意識が高い男性は高評価のようです。

<全体(男女合計)>
■全体として、防犯対策に自信がない人が多く、「1ドア2ロック」に高い関心を寄せている結果に

防犯対策に自信があるか尋ねたところ、「そう思う」「ややそう思う」という回答が合わせて35.3%だったのに対し、「あまりそう思わない」「そう思わない」が合計64.8%と、大多数が防犯に自信がないという結果に。しかし、「1ドア2ロック」を現在実践している人は39.5%と4割近くにのぼりました。さらに色々ある防犯対策の中でもまずは「1ドア2ロック」と答えた人は「そう思う」「ややそう思う」合計で87.8%におよびました。「1ドア2ロック」の浸透度がうかがえます。

<パパ>
■防犯対策はしっかり行っているものの、対策に自信が持てないパパ

パパだけに限定して普段行っている防犯対策について尋ねると、「防犯対策を十分している」「防犯対策をかなりしている」との回答が合わせて61.0%をしめたのに対し、防犯対策に自信があるかについては「あまりそう思わない」「そう思わない」が合計で59.0%となりました。防犯対策はしっかり行っているものの、なお家族を守る上で不安にもなるパパの気持ちが表れています。また、1ドア2ロックを今後(も)実践してみたいかについては「そう思う」「ややそう思う」で86.0%とほとんどのパパがアクションを起こしたいという結果に。防犯意識の高さが表れています。

<ママ>
■防犯にずぼらなパパは低評価。少し心配性なパパの方が安心で評価が高いママ

防犯パパに好感がもてるママが多いことから、逆に防犯にずぼらなパパはイヤか、女性だけに尋ねました。「あてはまる」だけで半数を超え、「ややあてはまる」を合わせると88%のママが防犯にずぼらなパパをイヤだという結果に。配偶者には高い防犯意識を求める女性の様子が読み取れます。また、日常生活において、空き巣被害にあうことを心配してるかでは「そう思う」「ややそう思う」合計で78.5%となり、ママが空き巣に対して具体的な不安を抱えている様子が読み取れます。また。防犯に関しては心配しすぎるくらいでちょうどよいという質問にも、合わせて84.0%が「そう思う」「ややそう思う」と回答。少し心配性くらいのパパの方がママは安心感をおぼえるようです。

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