「新々携帯電話/スマホ買い替え」についての調査(第2回) 

2015年01月30日
インターネットコムと NTTコム リサーチは「新々携帯電話/スマホ買い替え」について調査した第2回を発表。

調査対象は全国10代~50代以上のインターネット ユーザー1,081人。男女比は男性54.4%、女性45.6%。年代比は10代2.1%、20代26.6%、30代21.7%、40代17.6%、50代以上31.9%。

まず、どのようなモバイル端末が利用されているか調べてみた。「主に利用している端末」の種類を尋ねたところ、「携帯電話」が39.6%(前回43.1%)、「スマートフォン」が56.1%(同51.9%)。携帯電話からスマートフォンへの移行が、ペースは遅くなったものの着実に進んでいるようにみえる。

キャリア各社は新規顧客の獲得やユーザーの引き留めを図り、さまざまな料金プランや割引キャンペーンを展開している。ただし、顧客を新たに獲得することが重要なため、既存ユーザーに対する優遇策が見劣りするように感じる。そこで、携帯電話/スマートフォン/PHS を利用していて、契約中のキャリアに何らかの不満を抱いている578人(キャリア契約者の55.5%、全体の53.5%)に対し、不満の内容を質問した。

その結果、既存顧客の不満は「通話料金が高い」(59.2%)と「パケット料金」(51.2%)が非常に多く、3番目の「つながりにくい切れやすい」(15.2%)を大きく引き離した。つまり、不満は料金の高さに集中している。

しかし最近は、テレビのニュースで SIM ロックフリー端末と比較的安価な MVNO サービスの組み合わせる“格安スマホ”が取り上げられたり、端末の SIM ロック解除がキャリアに義務化される方向になったりと、料金節約の新たな波が起きてきた。また、ここに来て NTT ドコモが自社の携帯電話回線と NTT 東日本/西日本の FTTH(光)回線をセット提供して各種割引を適用する「ドコモ光」サービスを打ち出した。これは大きな波を起こすだろう。

こうした割安な料金体系のサービスが増えると、キャリアに対する不満の内容も変化するかもしれない。

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[インターネットコム]
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