増税後の生活者の消費意識調査 

2015年01月30日
大日本印刷(DNP)は、消費税率引き上げ後の生活者の消費意識について考察した「メディアバリューレポートVol.68」を発行。2014年10月と2012年8月の調査結果を比較して、商品を選択する際に、「自分のお気に入りであること」が重視される割合が伸びていることに注目し、生活者の「お気に入り」消費について考察を行った。

【主な考察結果】

○買い物で商品を選択する際に重視する点は、「価格」「安心」と「お気に入り」
2014年10月の調査では、日常の買い物で加工食品や菓子類、飲料などの商品を選択する際に重視する点として、「安さ」「お得感」といった価格に対する意識や、「安全性」「品質」といった安心して購入できるという意識に加え、「お気に入り」であることを重視する傾向が見て取れた。

○商品選択時に「お気に入り」を重視する割合が増加傾向
「お気に入りの商品・サービスであること」を重視する割合は、2012年8月の調査と比較して、2014年10月の調査では様々な商品カテゴリーで上昇傾向にある。生活防衛意識が高まり、価格が安いことや安全であることが意識されるなかで、自分の暮らしに合っている「お気に入り」の商品であることが、商品選択でより重視されるようになってきた。

○食料品や飲料などの日常の買い物は、「お気に入り」の商品が優先して選ばれることが多い
生活者が「お気に入り」の商品を選ぶ傾向が高まる一方で、SNSやウェブサイトで商品情報を得ることも定着している。「ネット上や周囲の人の評判がよいこと」といった“他者の評価を重視する割合”と、自分自身の好みを重視する“お気に入りの商品・サービスであることかどうか”で、商品カテゴリーをマッピングすると、菓子類やビール類、加工食品などは、自分の基準である「お気に入り」が優先して選ばれていることが分かった。

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[大日本印刷]
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