「栄養ドリンク・エナジードリンク」についての調査 

2015年01月28日
インターワイヤードが運営するネットリサーチのDIMSDRIVEでは、「栄養ドリンク・エナジードリンク」についてアンケートを行い、飲用頻度・飲用銘柄・飲用理由・満足度などについてまとめました。
調査は2014年12月12日~12月26日にかけて実施し、DIMSDRIVEモニター6,126人から回答を得ています。(うち、栄養ドリンク・エナジードリンク一年以内飲用者2,917人)

【調査結果サマリー】

● 女性の7割が「疲れを感じている」

● 栄養ドリンクを週に1日以上飲む 「20代以下男性」41.6%

● 飲用経験TOP3 「オロナミンC」「リポビタン」「デカビタ」

● 満足度が高い銘柄は? 「ユンケル」「ヘパリーゼ」「グロンサン」

● 期待する効果は、「疲労回復」が8割に。

● 4割の人が「100~150円未満」の栄養ドリンクを購入

● 若い年代ほど「手を腰に当てて」飲む・・・20代以下26.2%


【調査結果】

女性の7割が「疲れを感じている」

■日ごろの生活の疲れ度合い
日ごろの生活に疲れを感じているか尋ねたところ、「とても疲れを感じている」19.0%、「やや疲れを感じている」44.1%と『疲れている』人は6割を超えた。「あまり疲れを感じていない」14.6%、「まったく疲れを感じていない」3.3%と、『疲れていない』人は2割に満たなかった。

<性年代別>
『疲れている』人を男女別にみると、「男性」が58.1%であったのに対し、「女性」は70.7%と、1割以上の差があった。
全ての年代で「男性」の値を「女性」が上回り、男性より、女性の方が疲れを感じている人が多いことがわかった。

栄養ドリンクを週に1日以上飲む 「20代以下男性」41.6%

■栄養ドリンク・エナジードリンク 飲用頻度
栄養ドリンク・エナジードリンクの”飲用頻度”は、「それ未満(1年に1日未満)」が最も多く28.7%、次いで、「2~3ヶ月に1日」9.3%、「月に2~3日」8.2%、「月に1日」7.6%と続いた。
『週に1日以上』は12.6%と1割、『月に1日以上』では28.4%と3割弱に、『1年に1日以上』は47.6%と約半数であった。「今までに飲んだことがない」という人も23.7%存在している。

<性年代別>
『月1日以上』飲用者を男女別にみると、「女性」24.8%に対し、「男性」30.7%と、多少の差があった。
性年代別では、全ての年代で「女性」の値を「男性」が上回った。女性は「20代以下」「60代以上」が約2割で、「30~50代」は25%前後と少し高かった。男性は「60代以上」が26.1%であるのに対し、「20代以下」は41.6%と4割を超え、年代が若いほど値が高い。

疲れを感じているのは、男性より女性の方が多いが、栄養ドリンクの飲用は男性が高く、性年代で大きな差があることがわかる。

飲用経験TOP3 「オロナミンC」「リポビタン」「デカビタ」

■栄養ドリンク・エナジードリンク 飲用経験銘柄
栄養ドリンク・エナジードリンクの”飲用経験銘柄”は、「オロナミンC」が最も多く75.1%、
次いで、「リポビタン」68.8%、「デカビタ」45.8%と続いた。エナジードリンクにおいては、「レッドブル」「モンスターエナジー」「バーン」という順である。

<男女別(男女差が10pt以上の銘柄抜粋)>
ほぼ全ての銘柄で、男性の方が女性より値が高かったが、男女差の最も高かった「チョコラBB(差:20.8pt)」は女性が上回った。男性の方が高かったのは「リアルゴールド(19.2pt)」「リゲイン(16.8pt)」「タフマン(16.3pt)」の順であった。

■栄養ドリンク・エナジードリンク 最も飲んでいる銘柄
栄養ドリンク・エナジードリンクで”最も飲んでいる銘柄”は、「リポビタン」が29.1%と断トツである。次いで、「オロナミンC」14.7%、「チオビタ」8.5%、「ユンケル」「エスカップ」がそれぞれ5.7%と続いた。

“飲用経験”では「オロナミンC」が最も高いが、“よく飲む”のは「リポビタン」、という結果である。“飲用経験”で3番目に多かった「デカビタ」は、“よく飲む”では3.1%と9番目である。

満足度が高い銘柄は? 「ユンケル」「ヘパリーゼ」「グロンサン」

■最も飲んでいる銘柄の満足度
最も飲んでいる銘柄の”満足度”をそれぞれ尋ねた。

「味」についての満足度が最も高く68.0%であった。「価格」は56.0%、「効いたと感じたか」39.7%、「即効性」35.7%となった。【総合的な満足度】は、50.3%と半数である。

<性年代別:総合的な満足度>
【総合的な満足度】について見ると、男女ともに年代が下がるごとに満足度が高まる傾向にあり、
男性より女性の方がより満足度が高いことがわかる結果となった。

<購入価格別:総合的な満足度>
商品の購入価格別の【総合的な満足度】について見ると、価格が高いほど満足度が高まる傾向にある。特に”1000円以上”では、2割の人が「とても満足」と答えており、他の価格帯との差が大きかった。

<銘柄別:満足度ランキング>
項目により、銘柄のランキングがそれぞれ異なった。
”味”と”価格”が似たような傾向にあり、上位5銘柄のうち同じ4銘柄がランクインしている。
1位はともに「ドデカミン」となった。”即効性”と”効いたと感じたか”についても、上位4つが同じ商品となったが”味・価格”とは商品が大きく異なった。”即効性”では「ユンケル」が、”効いたと感じたか”は「ヘパリーゼ」が1位であった。
【総合的な満足度】は、「ユンケル」「ヘパリーゼ」「グロンサン」の順であった。

期待する効果は、「疲労回復」が8割に。

■どのような時に飲用する?
栄養ドリンク・エナジードリンクを”どんな時に飲用するか”尋ねた。「疲れた時」が断トツで57.3%と約6割に上った。次いで、「風邪気味の時」30.5%、「体調が悪いとき」29.6%と続いた。

■求める・期待する効果・効能
栄養ドリンク・エナジードリンクに”求める・期待する効果・効能”は、「疲労回復」が断トツで80.3%と8割を超えた。次いで、「体力回復」51.5%、「栄養補給」37.0%と続いた。

4割の人が「100~150円未満」の栄養ドリンクを購入

■購入場所
”購入場所”は、「ドラッグストア・薬局」が圧倒的に多く68.8%である。次いで、「コンビニエンスストア」37.7%、「スーパーマーケット」28.6%と続いた。

■購入価格
”購入価格”は、「100~150円未満」が最も多く41.4%と4割を超え、「150~200円未満」20.7%、「100円未満」16.0%となった。『200円未満』までが78.1%と約8割に上り、手の出しやすい低価格帯に集まっていることがわかる。

■銘柄選定方法
”どのように選んでいるか”尋ねたところ、「ある程度決まった複数の銘柄から選ぶ」人が最も多く40.1%であった。「いつも同じ銘柄を選ぶ」は24.0%、「そのときの気分や体調で銘柄を選ぶ」21.5%、「同じ銘柄のシリーズの中から選ぶ」14.4%であった。

若い年代ほど「手を腰に当てて」飲む・・・20代以下26.2%

■飲むときに手を腰に当てるか・当てないか?
”飲む際に手を腰に当てるか”を尋ねたところ、「いつも手を腰に当てる」4.2%、「たまに手を腰に当てる」19.2%と、『手を腰に当てる』人は2割を超えた。

<性年代別>
『手を腰に当てる』人は「60代以上」が19.3%と最も低く、年代が若くなるほど値が高くなり、「20代以下」では26.2%となった。年代が若いほど、手を腰に当てる人が多いことがわかる結果であった。


【調査概要】
調査方法:インターネットを利用した市場調査
調査期間:2014年12月12日~12月26日
有効回答数:DIMSDRIVE登録モニター男女6,126人

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