グローバル・サプライヤー調査2014("Global Automotive Supplier Study 2014") 

2015年01月14日
ローランド・ベルガーは、世界の自動車部品市場に関する分析結果をまとめた「グローバル・サプライヤー調査2014」("Global Automotive Supplier Study 2014") 」  をラザード(Lazard & Co. GmbH)*と共同で発表。

*Lazard & Co. GmbH:世界的な投資銀行。同社ドイツ法人との共同調査

【スタディ概要】

・自動車部品サプライヤーの2014年の平均EBITマージン(金利税引き前利益率)は過去最高の約7.5%。しかし、市場の成長は2015年には鈍化し、市場見通しは不安定で不確実となる

・自動車部品の世界市場規模は、2020年までに約8,000億ユーロの市場規模となる見通し

・グローバルでの需要シフト、生産拠点及び研究開発拠点の移転、技術革新により、構造的変化が生じる見通し

・サプライヤーは短期的には効率性を向上し、柔軟性を最大限維持すべき。一方、中期的には新たな需要に合わせた戦略の適応が求められる


自動車部品サプライヤーの世界市場が好景気に沸いている。2014年の業界平均EBITマージンは、過去最高の約7.5%を見込む。パワートレーン及びタイヤのサプライヤーは、8%以上で、他の製品サプライヤーより高い。しかし、この好景気の後に続く次の2年間で市場成長ペースは鈍化し、世界市場の不確実性は増大すると予測されている。

自動車部品の世界市場規模は2020年までに約8,000億ユーロの市場規模に達する見通しだ(6,670億ユーロ/2014年)→7,910億ユーロ/2020年。)
過去の同調査項目にはなかった、電動化部品の市場は年平均14% (90億ユーロ/2014年→200億ユーロ/2020年)、運転支援システムの市場も年平均13%(80億ユーロ/2014年→150億ユーロ/2020年)と大きく拡大する

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ローランド・ベルガー]
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