女性管理職調査(2014年の振り返りと2015年への期待) 

2015年01月16日
リクナビNEXTでは、女性管理職500名を対象に、仕事に関する2014年の振り返りと2015年の期待についてアンケートを行った。
本アンケートでは、女性管理職は仕事において輝く瞬間を感じつつも、管理職として働く環境に懸念を抱いていることが分かった。「2030」(2020年に指導的地位に占める女性の割合を30%にする、という政府目標)など女性活躍に対する社会の期待が高まる一方、実際に女性が働く環境にはまだ期待とのギャップがあり、改めて女性の働く環境整備が求められていることがうかがえる結果となった。

【調査結果】

7割以上の女性管理職が、2014年に「仕事で輝いた・活躍したと思う瞬間があった」

まず、2014年仕事で輝いた・活躍した瞬間はあったかをたずねたところ、7割以上が「何度もあった」「たまにあった」と回答。具体的には、個人だけではなく、チームや部下を巻き込んだ管理職としての活躍についてのコメントが多数みられた。

続いて2014年やり残したことをたずねたところ、1位は「健康管理」という結果になった。また、2014年の仕事を表す漢字では「忙」、「忍」、「苦」など、マイナスな印象の漢字が上位に上がり、仕事に邁進し輝く瞬間がありつつも、忙しさが負担となっている可能性がうかがえる。

■2014年に仕事においてやり残したこと
・健康管理 34.6%
・ビジネススキルアップ 30.2%
・年収アップ 30.0%
・ワークライフバランス 22.2%
・キャリアアップ 18.2%

2015年に「女性管理職が増えると思う」約4割のみ
増えない理由は「女性管理職が働きやすい制度が整っていない」

では、女性管理職は2015年の仕事について、どのような期待を持っているのだろうか。
2015年の仕事への期待を表す漢字をたずねたところ、「楽」、「新」、「希」と新年らしい漢字が並んだ。2015年力を入れたいこととしては、「年収アップ」、「健康管理」、「ビジネススキルアップ」となり、2014年やり残したこと上位3つがここでも上位にあがる結果となった。

続いて、2015年に自身の職場で女性管理職は増えると思うか、とたずねたところ、増えると回答した人は約4割のみであった。
増えると回答した理由は、「会社が女性管理職登用に力を入れているから」が最も多くなる一方、減る・変わらないと回答した理由は「女性管理職が働きやすい制度が整っていないから」と、女性管理職が働く環境整備にまだ課題があることがうかがえる結果となった。


【調査概要】
調査方法:「リクナビNEXT 2014年と2015年の仕事についてのアンケート」インターネット上で実施
実施期間:2014年12月14日~15日
調査対象:20~49歳の女性ビジネスパーソン 500名(課長以上の役職につく正社員・契約社員)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
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[リクナビNEXT]
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