Webサービス×パスワード管理 利用実態調査 

2015年01月14日
エムオーテックスは、20~60代の男女を対象に、Webサービスの利用実態とパスワード管理状況をテーマにインターネット調査を実施。

【調査結果】

■76%が複数のWebサービスを利用。“パス漏れ”に要注意!3人に1人が同じパスワード設定で利用している実態に。

Webサービスの利用状況について伺ったところ、WebメールやSNS、ECサイトにおいて複数のサービスを利用しているユーザーは76%に及ぶことが分かりました。
(MA n=150、Webメール・SNS・ECサイトの利用状況において全てつかっていないと回答=35)

さらに、そのユーザーに対してパスワード設定状況を調査。ユーザーの3人に1人が、同じパスワード設定のもと複数のWebサービスを利用している事が明らかに。パスワードが起因する情報漏えい“パス漏れ”のリスクを抱えるユーザーが多数いる実態が分かりました。

以下は、WebメールやSNS、ECサイトといったWebサービスにおいて、同じパスワード設定で利用する際に潜む“パス漏れ”リスクについての調査結果となります。

■96%がWebメールを使用、約半数は複数のサービスを利用している状況。

Webメールの利用状況で、第1位:Gmail(36.5%)、第2位:Outlook.com(25.9%)、第3位:Yahoo!メール(23.5%)という結果に。上位3つのサービスで約9割を占める結果となりました。また、Webメールユーザーの半数以上が複数のサービスを併用していることが分かりました。

このような状況でも“パス漏れ”のリスクは存在します。さまざまなサービスで会員登録をする際、メールアドレスがユーザーIDとしてそのまま利用されるケースは少なくありません。Webメールで利用しているパスワードと同じものを設定することで、Webメールのパスワードがとても漏洩しやすい状況になります。Webメールで設定しているパスワードの使い回しは要注意です。

■97%がSNSを利用。7割が複数のSNSを併用。
■Facebookユーザーの約4割が自分の情報を全員に公開、もしくは公開設定を気にしたことが無い状況。

SNSの利用状況について伺ったところ、97%が利用しており、そのうち71%は複数のサービスを利用していることが分かりました。また、利用しているSNSの第1位、第2位となったLINE、Facebookを併用しているユーザーは約半数以上という結果でした。

さらに、Facebookの公開設定について調査したところ、「全員に公開」もしくは「わからない・気にしたことが無い」と約4割のユーザーが回答。最近では、SNS間のサービス同士の連携機能が強化され、ユーザーの自動紐づけや投稿ページの共有など、ユーザビリティが向上しています。その反面、SNS利用における設定方法次第では、予期せぬかたちで個人情報の漏えいが起きる可能性があります。例えば、LINE IDの交換からLINEを介して個人のFacebookページの割り出しを行うなど、個人情報漏えいの危険が潜んでいます。SNS間の連携を行う場合は、各SNSのセキュリティ機能を理解した上で慎重に設定を行う必要があります。

■約95%がECサイトを利用。そのうち半数以上が複数のサービスを併用。

ECサイトについては、約95%ものユーザーが現在利用しており、ユーザーの半数以上が複数のECサイトを併用していることが分かりました。各社がさまざまなサービスを展開しており、注文したその日に品物が届いたり、ポイントで商品購入ができたりと非常に便利なツールとなっています。 

一方、ECサイト利用時は会員情報と合わせてクレジットカード登録を行い、Web上でクレジット決済をするケースは少なくない状況です。しかしパスワードが漏れてしまい、ログインを突破されてしまうと登録した個人情報やクレジットカード情報が盗まれてしまい、大きな被害を被るリスクがあります。


「MOTEX調べ」

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査機関:エムオーテックス株式会社
調査期間:2014年10月27日(月)~12月22日(月)
対象者:20~60代の男女(150名)
調査対象地域:全国

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[エムオーテックス]
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